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【特集】令和5年度 市政(1)

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山形県新庄市

~誰もが自分らしく豊かに暮らせるまちに~

【令和5年度の市政運営】
5月8日から、新型コロナウイルスの感染法上の分類が季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行されます。
これまで実施してきたマスク着用やワクチン接種、医療機関への受診や外出制限などの医療的な措置が大きく変わります。
段階的に生活習慣の変化を受け入れ、ウィズコロナ社会での適切な行動をしていきたいものです。
さて、本市では第5次総合計画をまちづくりの指針として「子育て」「教育」「健康・福祉」など8つの分野を重点施策として掲げ、市民が心の豊かさを実感できるまちづくりを推進しています。
今号では、令和5年度の市政運営の指針、当初予算・主要事業、組織体制についてお知らせいたします。

■令和5年度 市政運営の指針
○「新庄市総合計画」を基本に据えた市政運営
少子高齢化社会に対応した「誰もが安心して暮らせる共生社会のまちづくり」「障がい者にやさしいまちづくり」「子育てしやすいまちづくり」を推進するとともに、城下町である本市が持つ歴史的風致を積極的に活用したまちづくりを進めます。

○新庄市ならではの「住みよさ」をかたちに
「誰もが自分らしく豊かに暮らせるまちにしたい」。このような思いを込めて策定した「第5次新庄市総合計画」。この計画をまちづくりの指針とし、市民一人一人が心の豊かさを実感できるまちづくりを推進していきます。
本市の目指すべき将来像「『住みよさ』をかたちに新庄市」を実現するために「子育て」「教育」「健康・福祉」「産業」「生活環境」「都市基盤」の6つの分野の施策に取り組みます。さらに、これらを効果的・効率的に実施するために「シティプロモーション」と「行政経営」を横断的に展開していきます。

・第5次新庄市総合計画
※詳しくは、市ホームページをご覧ください。

・「8つのまちづくりの柱」概念図

○出産・子育てがしやすいまちを目指して
「全ての子育て中の方が、子どもの成長の展望を将来にわたって描くことができる」。これを実現することが、新庄の未来を担う子どもたちの健やかな成長につながります。出産・育児に求められるニーズに対応した、子育てを応援するさまざまな施策を子どもの成長に合わせて実施することで、「子育てしやすいまち」を目指します。
また、常に「少子化対策」という視点を持ちながら、教育分野を含めた「社会全体で子どもたちを育むまち」を実現するための取り組みを、横断的に展開していきます。

○新庄の歴史的価値を将来につなぐ
「先人の築きあげた伝統を重んじ、新庄市民であることに誇りをもち、愛する郷土を発展させる」。市民憲章にうたわれたこの言葉にも通じる「新庄市歴史的風致維持向上計画」が、2月に国の認定を受けました。
本市固有の歴史や文化を守り育て、次世代に継承していくために「歴史的建造物の保存活用」「歴史的建造物周辺の環境整備」「活動の継承及び担い手の育成・確保」「歴史的風致の認識向上」「歴史的風致を生かした観光振興」などに取り組み、城下町新庄に相応しいまちづくりを推進していきます。

○まちづくりは人づくりまちは市民のもの
テレワークやDXなどのデジタルテクノロジーによる変化も、私たちの生活に浸透してきました。暮らし方や働き方が変化する中で、新庄のあるべき姿をもう一度検証し、私たちが受け継いだ歴史を大切にしながら「住みよさ」をかたちにすることで、誰もが豊かさを実感できるまちを目指していきます。
「まちづくりは人づくり」「まちは市民のもの」という自覚の下「市民第一主義」を引き続き強く意識しながら、住んで良かったと思えるまちを目指し、市政運営に取り組みます。

■Pick Up!! 歴史的風致を生かしたまちづくり 最上公園(新庄城址)修景整備事業
○「新庄市歴史的風致維持向上計画」に基づき、最上公園の整備事業に着手します。
基本構想に掲げる整備コンセプト:歴史・文化の継承と新たな都市空間の創造
・憩いやにぎわいの拠点づくり
・歴史と新しさが調和した空間への再整備
・周辺市街地に混ざりあう都市デザイン

令和3年10月に市民千人を対象に実施した「歴史まちづくりアンケート」では、新庄城址の整備を望む声が最も多いという結果でした。これを受け、歴史的風致維持向上計画では最上公園一帯を重点区域の核となるエリアとして位置付け「最上公園(新庄城址)修景整備事業」を実施します。
整備に向け、令和4年度に「最上公園(新庄城址)整備基本構想」を作成しました。この基本構想では「歴史資源の保全と活用」「学びと育み」「集いと交流」をテーマに公園内のエリアを分け、歴史と新しさが調和した空間の再整備による憩いやにぎわいの拠点づくりとして、その方向性を示しています。
令和5年度は構想に基づき、ワークショップの開催などを通して市民や利用団体の皆さまの意見を反映して具体的な整備計画を策定し、段階的に整備を進めます。また、新中部保育所(仮称)の建設に合わせて、歴史センター周辺エリアの一体的な空間を整備するために、駐車場・広場・園路などの調査設計業務を進めます。基本構想の全文は、市ホームページをご覧ください。

詳しくは、都市整備課都市計画室へ。
【電話】29-5822

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