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自治体の皆さまへ

特集 祝! 広報あさひまち 800号(3)

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山形県朝日町

■広報紙を支える広報委員
より良い広報紙を作るため、重要な役割を担う広報委員。ここでは、その具体的な活動を紹介します。

◆重要な役割を担う広報委員の皆さん
町民の方が広報委員として、共に紙面を作るようになったのは昭和30年のこと。行政視点に偏りがちな広報紙に町民の意見を取り入れ、より良い広報紙につなげる重要な役割を担っています。
具体的には、年4回開催される委員会で、全ての広報紙について意見を出し合います。発行された広報紙について町民目線で読みやすさを追求するほか、今後の特集についてアイデアを出し合い、読みやすさと読み応えの両立を目指して、多くの人が楽しめる紙面づくりに貢献しています。

◆こんなご意見をいただいています
令和5年6月号について、登坂委員と三橋委員から挙がった意見の一部を紹介します。実際は全号、全ページについて協議しており、毎回皆さんから貴重なご意見をいただいております。

[P8・P9] 特集「糖尿病を、侮ってはいけない」
・予防のポイントなどが1ページにまとまっているから、切り取っても使える!

[P12・P13] 6月5日は空気の日、空気神社ライトアップ
・開催中のイベントなので、チラシや二次元コードを載せるとさらに参加しやすいのでは?
・写真の配置から1日の流れがすぐに伝わった

○登坂尚高委員
出来事を発信するほかに、イベントなどの宣伝も広報紙の役割の一つではないかと思いますっす。SNSを活用したり、訛りをそのまま取り入れたりすると、幅広い世代が興味を持ち楽しめるかと。方言だらけの紙面があっても面白そうなんねがっす。

○三橋雪菜委員
人口減少が進み、高齢化が進む朝日町。そんな中で、町で活躍する子どもたちや、新しいことに挑戦する人を知ることは、町全体のにぎわいにつながると思います。わかりやすくて、元気づけられる広報紙にしたいです。

◆変化する紙面
上ページで紹介したように、広報委員の皆さんからはたくさんのご意見、アイデアをいただいており、広報紙の進化に大きく関わっています。
例えば、今年4月号の「令和5年度朝日町役場業務内容紹介」。これは委員の皆さんから「どこの課の誰が、何を担当しているのかがわかるようにしてはどうか」という意見をいただき新たに設けたページで、実際に読者の方から「わかりやすい」とうれしい声もいただきました。
最初に掲載したとおり、本紙は長い歴史を紡ぐ中で、さまざまなな進化を遂げてきました。そのためには町民目線をもつ広報委員の皆さんは必要不可欠な存在です。

◆広報紙が担う役割などについて、広報委員長からお話をお聞きしました
○広報紙の役割
広報紙が担う役割は行政と町民をつなぐパイプ役を果たすことです。施策を知ってもらうことで、町全体が一体となったまちづくりにつながると思います。もちろん、各地の出来事を幅広く、そして参加した方の感想など生の声を通して具体的にお知らせすることも広報紙の重要な役割です。

○読んでもらうために
紙面は、読者との距離が近いほど関心を持つものです。知り合いが掲載されていたら「写ったっけね」と会話のきっかけにもなりますからね。
広報紙は読んでもらわなければ意味を成しません。子どもからお年寄りまで幅広い世代が気軽に読めるような言葉づかいを心がけたり、興味がわくような特集の題材を検討したり工夫することで、より多くの方から手に取ってもらえる広報紙になると感じています。

○広報委員として
時代とともに変化を遂げてきた広報紙。多くの方が待ち望み、読者一人ひとりが気軽に楽しめる広報紙を目指して、これからもアドバイスや提案に務めていきます。

広報委員長
井上 幸弘 さん

■すごいぞ!広報あさひまち
長い歴史をもつ「広報あさひまち」は、過去に全国1位の特選(昭和48年11月号)を受賞するなど、県内外から高い評価を得てきました。
広報紙に対する町民の皆さまの日頃のご理解とご協力に対し、改めて感謝申し上げます。

○近年の全国広報コンクール(町村部)受賞歴
・平成24年 入選 平成23年6月号
・平成27年 入選3席 平成26年9月号
・令和4年 入選 令和4年7月号

ー山形県では入選の常連ー

○令和4年度山形県市町村広報コンクール審査結果
・広報紙の部…特選 令和4年7月号
・1枚写真部…入選4席 令和4年3月号 表紙
・組み写真部…入選4席 令和4年6月号 P14・P15

広報あさひまちはこれからも読みやすさを追求してまいります。
今後ともよろしくお願いします。

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