■「自分らしい暮らし」を支える成年後見制度(せいねんこうけんせいど)をご存じですか?
◆成年後見制度ってどんなもの?
認知症や知的障がい、精神障がいなどにより、判断能力が不十分な方の権利を守る支援者(後見人等)を選ぶことで、自分らしく安心して暮せるよう支援する制度です。
◇成年後見人等ができること
本人の思いを尊重しながら、財産を管理したり、契約を結んだりすることで、暮らしを守ります。
◎身上監護
・介護・福祉サービスの手配や契約
・入院や施設入所の手続き
・住まいや生活環境の確保 など
◎財産管理
・預貯金や不動産の管理
・必要な支払のお手伝い
・不利益な契約の取り消し など
◇成年後見制度の種類
本人の判断能力に応じて2つの種類があります。
(1)任意後見制度
本人の判断能力があるうちに、あらかじめ選んだ人(任意後見人)に、代わりにしてもらいたいことを契約(任意後見契約)で決めておく制度です。
本人の判断能力が低下した場合に、家庭裁判所で任意後見監督人が選任され、効力が生じます。
(2)法定後見制度
本人の判断能力が不十分になった後、家庭裁判所によって成年後見人等が選ばれる制度です。
本人の判断能力に応じて、3つの制度が用意されています。
成年後見人等には、種類に応じて、本人の法律行為に対する代理権、同意権、取消権が与えられます。
◇成年後見人等になれる人
本人の生活状況や必要な支援内容によって、最適な成年後見人等を、家庭裁判所が選びます。
▽お気軽にご相談ください
認知症や障がいにより日々の暮らしに問題を抱えていませんか?そんな時、「自分らしい暮らし」のために一緒に考えてくれるのが成年後見人です。制度や手続きについて、お気軽にご相談ください。
問合せ:
・南アルプス市地域包括支援センター(若草・櫛形・甲西)
【電話】282-7339
・南アルプス市北部地域包括支援センター(八田・白根・芦安)
【電話】288-1440
・南アルプス市成年後見センター(社会福祉協議会)
【電話】283-8722
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