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自治体の皆さまへ

全ての人が希望に応じて活躍できる社会に(富士川町 男女共同参画推進委員会)

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山梨県富士川町

内閣府は6月、令和5年版男女共同参画白書を公表しました。
毎年、男女共同参画週間の時期に合わせて発刊している、男女共同参画社会基本法に基づき、男女が平等に参加できる社会の実現を目指し、その実現に向けた施策や取り組みをまとめた年次報告書です。
白書には、今後政府が目指すこととして、「男性は仕事」「女性は家庭」の「昭和モデル」から、全ての人が希望に応じて、家庭でも仕事でも活躍できる社会「令和モデル」へ切り替える時であると強調しています。
主に若い世代の理想とする生き方は、変わってきており、このような変化を捉え、未来を担う若い世代が、理想とする生き方、働き方を実現できる社会を作ることが、今後の男女共同参画社会の形成の促進において、重要であり、全ての人の活躍にもつながるということです。
「令和モデル」の早期実現に向けて、特に優先すべきこととしては、「希望が満たされ、能力を最大限に発揮して仕事ができる環境の整備」、「仕事と家事・育児などのバランスが取れた生活」、「女性の経済的自立」の3点をあげています。
このほか、誰もが勤務時間中、子どもを安心して預け、安心して働ける社会の仕組みや、介護の心配をせずに働ける社会の仕組み、自営業者やフリーランス・ギグワーカーらが安心して働ける環境の整備、各種手続・申請のオンライン化や簡素化など、男女共同参画施策だけでなく、子ども・子育て施策、働き方改革、税・社会保障制度等、ソフト・ハード両面、個々ではなく、相互の関連を見ながら同時並行で、官民総力を挙げて推進していくことが求められるとしています。
社会を健全な形で継続していくために、男女共同参画について私たち一人ひとりの意識変革、行動が求められます。

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