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特集「チーム韮崎」まちづくりミーティング(2)

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山梨県韮崎市

■行政にできることは
(井)男性が子育てに関わっている家庭が、まだまだ少ないと感じています。私と妻は、お互いの仕事を尊重し合って、子育てを役割分担しています。
私が子どもを連れて遊んでいると、すごいねと褒められることが多いですが、とても違和感を感じます。子どもとの時間は、嫌でやっているわけではなく、楽しんでやっています。特別なことをしている意識はありません。
男性が仕事、女性が子育てをしている家庭は、多いと思いますが、意識を変えていかないと女性の負担が大きいです。そこを、男性向けのイベントや男性に向けてアピールしていって欲しいと思います。みんなで子育てができるといいですね。

(梅)韮崎を都会から見たときに、自然が奥深く、利便性もあって、ちょうどよい田舎だと思いました。自然に配慮したまちづくりをして、アピールしていけば、子育て世代の方が、自然豊かなまちで子どもを育てたいと必ず集まってくると思います。

(川)子どもを市の保育園にとても信頼して通わせていますが、これからも保育士さんが長く働きたいと思う職場づくりをして欲しいです。働き続けたいと思う職場づくりのために、二十代三十代の若い保育士さんたちに話を聞く機会があっても良いと思います。

(内)子育てしている人にとっては、今、支援をして欲しいと感じています。行政から支援を受けるには、少し時間がかかってしまいます。その間を、身近にいる市民が協力して、繋げていければ良いと思います。市民が、活動することに対して、市がサポートする体制を整えてもらえれば、子育て世代も地域も、元気になるのではないかなと思います。

(中)男性の育休を、取れるように、企業に働きかけてもらいたいです。企業に対して、講習会や説明会などで、なぜ男性の育休が必要なのかというところから、意識を変えていければ、いいなと思います。

(名)市役所に相談に行くというのは、お母さんにとっては、少しハードルが高いと感じてしまいます。買い物のついでにちょっと寄ろうとか、身近な場所に相談できるところがあると安心に繋がると思います。

■今回のミーティングを通して市長から
今回、子育てしている当事者だけでなく、地域や周りの方が積極的に参加してもらうためには、どうしたらいいか意見を伺いました。
突然「子育て支援」をしようとすると、やはりしっかりとやらなければと力が入ってしまいがちで、なかなか手が出せないと思います。普段から、地域の子どもたち、子育て世代と関わり合いを持つことで、小さなことから少しずつ手助けができるのではないでしょうか。それが、町全体に、市民全体に広がっていけば、ごく自然に子育て支援の輪が広がっていくと思います。
行政の力だけでも、市民の方の力だけでも、どちらかだけでは成り立ちません。地域も世代も関係なく、子育てに関わっていける韮崎市になるよう、皆さんからいただいた、たくさんのご意見やご提案を活かせるところはしっかり活かして、各種施策を進めていきたいと思います。

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