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一般質問 -3月定例会-(8)

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岐阜県七宗町

■[質問]介護支援の施設整備について 加納忠良 議員
七宗町民の介護支援が必要とする人数及び年代別の内訳についてお答えをください。
現在、介護支援については、七宗町社会福祉協議会や町内の医療機関などで対応されていますが、今後の高齢者人口の増加を考えますと、介護支援を必要とする人口も増加すると考えられます。こうしたことを心配する意見を度々お聞きします。
そこで、サンホーム七宗の敷地内に介護の支援に対応する施設整備を計画することの考えをお伺いします。

[答弁]健康福祉課長 田中るり子
介護支援を必要とする人数と介護支援に対応する施設整備の計画についてのお尋ねでございました。
最初に、支援を必要とする方の人数についてお答えします。令和5年2月1日現在、介護保険の要支援及び要介護認定者数は321人です。年代別では、69歳以下が8人、70歳代、43人、80歳代、137人、90歳以上、133人となっております。
次に、介護支援に対応する施設整備の計画についてですが、住民基本台帳のデータによりますと、平成30年4月1日現在の65歳以上の人口は1,695人、令和4年は1,625人で、5年間で70人減少しています。また、要支援及び要介護認定者数も、平成30年が354人、令和4年が325人と減少傾向にあります。
このような状況の中で新たな施設整備を計画することは、町民の介護保険料の増額にもつながります。まずは介護予防事業の充実を図るため、健康運動指導士による運動教室や専門医療機関の講師による認知症予防教室の事業等を推進することで、身体機能の維持向上や認知症予防に取り組んでまいります。
また、来年度は第8期介護保険計画の見直しの年に当たりますので、介護を受けておられる方も含めた町民アンケートを実施し、各種事業の評価や施策の検討を行います。
町民の皆様が高齢になっても安心して生活できるようなまちづくりに努めてまいります。

・質問者の所見
今後、ますます核家族化が進み、独居老人世帯が多くなることが予想されます。
介護支援の施策について、今後充実していただきますようよろしくお願いいたします。

■[質問]町長のリコール運動について 加納忠良 議員
町長のリコール運動について、町民の一部の方が行動していることをお聞きしました。
加納町長は2年前の選挙にて当選され、現在、4年の任期の中間点であります。こうした状況であるのに、なぜそのような動きがあるのか。
前町長の井戸敬二氏の4期16年間において、実績、評価はどうであれ、こうした町民や議会の動きはありませんでした。
町長も1期4年ごとの選挙により町民の審判を受けます。
加納町長はこうした動きについてどう考えますか。お伺いをします。

[答弁]町長 加納福明
私は、町長の職をいただき、3月末で2年になります。その間、七宗町が少しでもよくなればと考え、町民の皆さんが、まずは安全で安心して暮らしていただくことを一番に考え、少しでも無駄をなくし、必要なことに力を入れて、毎日一生懸命仕事をさせていただいています。
私は、こうした動きがあるとしたなら、とても残念に思います。
また、少ない七宗の子どもたちがいろいろと頑張ってくれているのを新聞、広報などで拝見すると、逆に子どもたちから勇気をいただいて、負けてはなりません。七宗は、今こそ、みんなで力を合わせて前に進まなければいけない時代です。
これからも一生懸命、何ごとにもぶれることなく前向きな姿勢で頑張ってまいります。

・質問者の所見
町長の力強い答弁をいただき、町民の皆さんも安心されたことと思います。
今回の町長のリコール運動は、令和4年12月定例会の前にも、町長の不信任決議などの動きが一部の関係者でありました。
前町長を支持する関係者の動きと思われます。

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