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市議会だより(2)

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岐阜県関市

◇清流長良川の鮎の観光的活用
[質問]「関あゆ丼」の現在の状況は
[答弁]関あゆ丼は、市の魚でもある鮎の新しい食べ方をご当地グルメとして立ち上げたプロジェクトで、平成22年6月に誕生した関市オリジナルのグルメです。
「関あゆ丼」は「鮎とご飯とが同じ器に入っていればよい」という定義のもと、市内11店舗で様々な「関あゆ丼」を創作し、鮎のソースかつ、みそフライ、煮びたし、フライの卵とじなど、様々なアイデアに富んだ鮎とご飯のマッチングを楽しめる一品となっていましたが、コロナ禍の影響などにより現在は5店舗での提供となっています。
今後も、鮎の刺身「関あゆてっさ」や観光ヤナ等のアユ料理などを世界農業遺産である清流長良川の鮎をPRする観光資源のひとつとして活用していきたいと考えています。

◇農業分野の物価高騰対策
[質問]農業・畜産農家に対する支援は
[答弁]国では、化学肥料の低減に向けて取り組む農業者に対し、昨年の秋肥の支援と同様に、春肥の肥料コスト上昇分に対して70%の支援が行われます。県においては、国の支援事業対象農業者に肥料コストの上昇分の15%を、市においても、国の支援事業対象農業者に別途肥料コスト上昇分の15%を支援することで、農業経営への影響緩和を図りたいと考えています。
畜産農家については、飼料価格の高騰による経営への影響が懸念されており、国による配合飼料価格安定制度において、配合飼料の高騰に対する支援が行われています。また、県では、配合飼料価格安定基金に加入されている畜産農家への支援が行われます。市においては、昨年度と同様に粗飼料の購入量に対してコスト上昇分の50%を支援することにより、畜産経営への影響緩和を図りたいと考えています。

◇公共交通での通学
[質問]補助制度は
[答弁]本市では現在、高速名古屋線バス通学定期乗車券を購入し、大学等へ通学する18歳以上の市内に住所がある通学者を対象に、定期乗車券1か月あたり5千円の補助金を交付しています。
高速名古屋線の定期代は、1か月あたり約4万円と高額であり、この制度がなければ、市外へ転出する可能性があったとの声もあることから、転出抑制に一定の効果があると評価できるため、今後も本制度を継続していきます。
また、関シティバスと長良川鉄道を乗り継いで通学している市内在住高校生には、関シティバスの運賃を無料とする「乗継証明書制度」があります。
これらの制度を利用してもらえるよう周知に努めます。

◇ICT教育
[質問]持ち帰り教材の軽量化は
[答弁]児童生徒の携行品については、持ち帰りの必要なものをその都度、学校において精査し、必要なもののみ持ち帰りを行っています。
タブレットのデジタル教科書については、すでに小学生5、6年生と中学生の英語、小学生5、6年生の算数が9校、中学生の数学が4校で導入され実証実験が始まっています。
デジタル教科書の導入は、持ち帰るべき荷物を減らすことにつながると考えていますが、今後、正式導入するために、製版された教科書とデジタル教科書の活用方法について、多方面の意見を聞きながら取り扱いを精査していきます。これにより、さらに持ち帰る荷物は減らしていけるものと考えています。

◇中心市街地活性化
[質問]本町通り商店街への出店
[答弁]中心市街地を活性化させるための支援として、関市中心市街地活性化総合支援事業補助金の空き店舗活用支援事業があります。
本町通り商店街は、この事業の補助対象区域としているため、店舗賃借料、店舗改修費を補助しています。
補助内容について、店舗賃借料は、最長3年間で上限を40万円とし、補助率については、1年目は3分の1、2年目は4分の1、3年目は6分の1です。
また、店舗改修費は、入居時のみに限り、上限を百万円とし、補助率は4分の1です。
本町BASEでの出店を重ね、本町通り商店街で開業を計画している店舗もあることから、相談に応じていきます。

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