みんな笑顔で声かけて 健康仲間をふやすまち
■自分なりの“ほっ”とタイムで、心安らぐ生活を
「病は気から」という言葉があるように、心の健康は全身の健康に影響します。
町民健康調査(令和2年実施)によると、町民の約10人に1人が、不安や悩み、ストレスをうまく解消できていないという結果でした。また、厚生労働省の調査では、一生のうちに15人に1人以上がうつ病にかかっていると推定されています。
個人を取り巻く環境はさまざまですが、心の健康を保つためには、忙しい日々の中でも、時には心安らぐ、“ほっ”とできる時間を持つことが大切です。
●自分に合ったストレス解消法を見つけよう!
ストレス解消法に正解はありません。人とにぎやかに過ごすことが好きな人もいれば、静かにひとり時間を楽しむことが好きな人もいます。自分に合った方法で、ストレスとうまく付き合いましょう。
例えば…
・おしゃべりを楽しむ
・ペットとふれあう
・歌を歌う
・音楽を聴く
・旅行する
・とにかく笑う
・おいしいものを食べる
・体を動かす
・十分な睡眠をとる
●ストレスサインを知ろう!
ストレスをうまく解消できないことで、心や体、行動にさまざまなサインが現れます。ストレスサインを知ることで、心のSOSに気づき、早く対処することができます。
▽心のストレスサイン
・悲しい、憂うつな気持ちが続いている
・不安感、イライラ、緊張感が消えない
・無力感が続きやる気が出ない
▽体のストレスサイン
・食欲が出ない、痩せてきた
・寝付きが悪い、手や足の裏に汗をかく
・夜中や朝早くに目が覚める
▽行動のストレスサイン
・消極的になった
・周囲との交流を避けるようになった
・飲酒や喫煙の量が増えた
●ストレスサインを感じたら…
・十分に休養しましょう
・つらい気持ちを人に話してみましょう(家族・友人・かかりつけ医など)
・今どうしてもやらないといけないことだけをして、自分の負担を軽くしましょう
・「自分は役に立たない」といった発想に陥りやすいですが、自分を責めないようにしましょう
●心および認知症相談のご案内
実施日:偶数月の第1火曜日・午後
「疲れやすくて眠れない」「お酒の問題で困る」「イライラする」「認知症かもしれない」といった相談に専門の医師が応じます。ご本人だけでなく、ご家族でも相談できます。
相談を希望する場合は、役場保健師までご連絡ください。
問合せ:保健福祉課
【電話】728-2047
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