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《特集1》G7倉敷労働雇用大臣会合開催記念シンポジウムを開催しました(1)

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岡山県倉敷市

市は、G7倉敷労働雇用大臣会合のプレイベントとなる記念シンポジウムを、3月30日に市民会館で開催し、約千100人が参加しました。さまざまな角度から、これからの社会の在り方や労働雇用について議論を行い、その成果を「G7倉敷労働雇用大臣会合開催記念シンポジウム宣言」として取りまとめました。なお、G7倉敷労働雇用大臣会合の様子については「広報くらしき6月号」に掲載予定です。

■基調講演「リチウムイオン電池が拓(ひら)く未来社会」
吉野彰氏(旭化成(株)名誉フェロー)
ノーベル化学賞受賞理由となったリチウムイオン電池について、その原理や実用化に向けた研究の軌跡、さらにリチウムイオン電池が未来の社会をどう変えていくかを、動画も交えて分かりやすく説明していただきました。会場からの質問にも答え、若い人へのエールをいただきました。

■特別講演「倉敷で生まれた労働科学」
濱野潤氏(大原記念労働科学研究所理事長)
倉敷発祥で創立100周年を迎えた労働科学研究所について、当時の労働者を取り巻く環境や創設者の労働理想主義を紹介いただくとともに、これまでの研究成果や現在の活動領域について、講演いただきました。

■パネルディスカッション「働く人のためのサステナビリティ」
パネルディスカッションでは、「働く人のためのサステナビリティ」をテーマに意見が交わされました。中島座長からは、健康経営の取り組みの紹介や企業の本社誘致、円滑な労働移動などの重要性について、森会長からは、公正なワークルールの確立や働く人の生活向上のための最新技術活用について指摘がありました。また大原理事長からは、労働環境改善の議論の素地がある倉敷の歴史や地域での「開かれた教育」の重要性について、土倉理事長からは、SDGs活動の実践に基づく社会課題の解決に向けた各国パートナーシップへの期待が述べられました。

G7倉敷労働雇用大臣会合推進協議会を代表して伊東市長が「G7倉敷労働雇用大臣会合開催記念シンポジウム宣言」を発表しました。
4月11日、伊東市長が加藤勝信厚生労働大臣に宣言書を手交しました。宣言は市ホームページに掲載しています。

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