令和5年度 全国及び岡山県学力・学習状況調査(概要)(2)

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■奈義中学校
◆学力調査の概要
・教科の正答率(%)

◆学習状況調査の概要

・自分で計画を立てて勉強している。

・学校の授業時間以外に、普段(月～金曜日)、1日あたり1時間以上勉強している。

・学級の生徒と話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたりすることができている。

◆学力調査の考察
▽1年生
(国語)漢字の読み書きや文学的文章の内容を読み取る力は概ね身についています。しかし、説明的文章を読んで情報を整理することや自分の考えを明確にしながら文章を書くことに課題があります。
(数学)分数や順序の組み合わせを計算するといった基礎・基本の力は概ね身についています。しかし、割合を求めたり、データを正しく読み取って説明したりする力に課題があります。
(英語)アルファベットの読み書きや英文を解釈するといった基礎・基本の力は充分身についています。しかし、正しい語順で英文を完成させたり、対話を聞いて目的や場面、状況などを推測したりすることに課題があります。

▽2年生
(国語)基礎知識や自分の考えを書く力は概ね身についています。しかし、自分の考えの基となる根拠が明確になるよう資料の特徴を捉えたり、表現を工夫したりしながら文章を書くことに課題があり、無解答率も高くなっています。
(数学)基礎的な数学用語を正しく理解し、基本的な計算をすることはできています。しかし、ヒストグラムから階級の幅を読み取り、傾向を基に説明するといったデータ活用力に課題があります。
(英語)英語を聞き取って内容を理解したり、与えられた情報に基づいて英文を書いたりする力は充分身についています。しかし、自分の考えや場面に応じた英文を書くことに課題があり、無解答率も高くなっています。

▽3年生
(国語)事象や行為、心情を表す言語などの基礎知識は定着しています。しかし、根拠を明確にしながら、文章の構成・展開や表現の仕方について考えたり、自分の考えが伝わるよう書いたりすることに課題があり、無解答率も高くなっています。
(数学)基礎的な数学用語を正しく理解し、基本的な計算をすることはできています。しかし、2つの箱ひげ図を比較して説明をしたり、証明が成り立たないことの説明をしたりといったデータ活用力・図形認識に課題があります。
(英語)対話や文章から情報を正確に聞き取ったり、読み取ったりする力は概ね身についています。しかし、文章を読んでの自分の考えとその理由を英文で書くことに課題があり、無解答率も高くなっています。