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議会だより 定例議会令和5年3月(3)

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岡山県西粟倉村

■質問事項 福井議員
新宿泊交流施設(旧称国民宿舎あわくら荘)の温泉浴場について

▼質問要旨
12月議会にて新宿泊交流施設に足湯は建設予定であるが、温泉浴場の建設予定はないとの事でした。新宿泊交流施設に関して住民の方々も関心をよせておられます。住民の方からは、「何で浴場をつくらないのか」と質問が多々あります。建設・運営の担い手には村役場のコンペティションを経てワンテーブルが採択されたのは承知の上です。この場をかりて温泉浴場を設置しない理由を、村長から住民へ、わかりやすい説明を願います。

▽答 青木村長
新しい宿泊施設の建設運営は、様々な観点から村の将来を見通し、また見込み客を想定し、ふさわしいサービスを提供する必要があります。国との交付金の調整、事業への民間手法の導入と財源確保、これまでにない新たな手法を模索した結果、「新宿泊施設建設運営に係るプロポーザル事業」として公募入札を行いました。
この事業は民間事業者の提案で建設運営する公共事業ですから、私が直接この質問にお答えする立場にないことをご理解頂いた上で説明します。
まず1つは、温泉を第一目的とした宿泊者を想定していない。2番目に、大規模な温浴施設あるいは各棟への温泉導入は、建設も維持もかなりのコスト高になる。3番目、黄金泉との二重投資を避ける。提案企業から、そういった話を伺いました。
収支の安定と最大効果を目指す民間事業です。温泉以外の魅力で利用者の確保を考えると理解をしています。

▽問 福井議員
新宿泊施設もまた、旧あわくら荘ができた時のように村民に夢と希望を与え、愛されるものでないといけない、そういう意味では、多くの住民の要望である温泉浴場の導入はお願いするものです。今までの国民宿舎とは差別化して、西粟倉を目的地として来てもらう方針で進めていくと村長からお聞きしました。顧客を呼び込む材料の一つとして温泉浴場は必要ではないでしょうか。村長は、新宿泊施設は公設民営やと、プロポーザルをされるとき施設の中に必ずこれとこれは入れてくれと、そういう要望を基にプロポーザルをされたと思いますが、何を伝えられたのでしょうか。

▽答 青木村長
あわくら荘の浴場を新しくして一般客も受けるとなると、現在ある黄金泉の位置づけはどうなるでしょうか。それも同じ一つの会社で運営します。二重投資を避ける意味は、あわくら荘に泊まる時に、温泉はあわくら荘にないけれどすぐ近くに温泉施設があり、そこを利用できる。投資効率を考えると黄金泉に集中投資をしていくと、説明を聞いて一定の理解をしています。

▽結 福井議員
宿泊施設とか商業施設は、5年に一度はお客様のニーズに応えるためリニューアルして、常に顧客の目を引きつけておく必要があります。ぜひとも今回の施設は5年に一度はどこか、この辺は触ろうという部分を見つけ、お客様の確保に努めてください。

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