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自治体の皆さまへ

【特集1】自然災害への備え 「もしも」の時は突然やってくる!(3)

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岩手県

■地震と津波から身を守るために
○地震発生!速やかに行動を
大きな地震が発生した時でも、素早く避難を開始することで人的被害を大幅に軽減することができます。以下の点に注意しながら、落ち着いて速く安全に避難しましょう。災害時は想定外のことが起こりえます。その時の状況に応じて、身の安全を第一に行動しましょう。

地震が発生!
緊急地震速報が出る。そのあと大きな揺れが発生する
・わが身の安全を第一に守る
・津波が発生し、沿岸部に来ることを想定する

揺れが収まる。大津波警報又は津波警報 発表
・沿岸にいる場合は、揺れが収まったら避難を開始する
・近隣の人などに避難を呼びかける
・地震・津波に関する情報を入手する

海岸部に津波が到達する
・沿岸にいる場合は、津波の危険がない高台(あらかじめ決められた避難場所など)に向けて避難する
・車での移動は、防災活動や避難の妨げになる恐れがあるので、徒歩で避難する

津波が陸地内を進んでくる
・引き続き安全な避難場所へ移動する
・避難が遅れ間に合わない場合は、非常手段として建物の上層階に逃げる

○大規模な地震後の1週間程度は油断せずに警戒を
東日本大震災津波の際は、3月9日に、マグニチュード7.3の地震が発生し、その2日後の3月11日にマグニチュード9.0の巨大地震が発生しました。このように大きな地震が起きた後に発生する、より規模の大きな地震が「後発地震」です。
後発地震に警戒し、被害を軽減するため、大規模な地震発生の可能性が平常時より高まっている場合には、「後発地震注意報」が発表されます。発表された際には、普段の避難準備を再確認し、1週間程度は同程度の地震の発生に備えましょう。

地図があります。
日本海溝・千島海溝沿いで巨大地震が起きたら、後発地震に警戒しましょう
北海道から東北地方、関東地方の地図に日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の想定震源域が赤色で、東北地方太平洋沖地震の震源域が青色で示されています。
地図終わり。
※地図は本紙またはPDF版をご覧ください。

■速やかに避難するために地域の防災訓練に参加を!
いざという時に慌てず、落ち着いて避難するためには、地域で行われている避難訓練に積極的に参加することが大切です。避難するために必要な備えや避難方法、避難ルートなどを確かめることができる上、近隣の方々とのコミュニケーションを深める場にもなります。家族みんなで参加して、災害に備えましょう。

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