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令和4年度 財政状況のお知らせ

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岩手県久慈市

市では、皆さんから納めていただいた税金や、国から配分されるお金をやり繰りし、令和4年度は新型コロナウイルス感染症や物価高騰へ対応するための関連施策、広域道の駅整備事業をはじめとする各種事業を進めました。3月31日現在でまとめた令和4年度の財政状況のあらましをお知らせします。
※金額は1万円未満を四捨五入しています

■一般会計歳入
予算額:254億5,018万円
3月31日現在、収入済額205億7,773万円(執行率80.9%)

■一般会計歳出
予算額:254億5,018万円
3月31日現在、支出済額215億1,435万円(執行率84.5%)

■特別会計
予算額:46億4,904万円

■公営企業会計

■財政用語の説明
表に出てくる分かりづらい主な用語を説明します。
▼収入の関係
▽地方交付税
人口や環境などの違いで生まれる地方間の格差を調整するために国から配分されるお金です。国が徴収する所得税や法人税などがもとになっています
▽国庫(県)支出金
国(県)が、市に対して交付する補助金など
▽繰越金
会計年度が終了し、翌年度に持ち越され、歳入に計上された余剰金
▼支出の関係
▽民生費
福祉や子育て支援などのために使うお金
▽総務費
企画調整事務、庁舎や財産の維持管理、戸籍管理、税金の徴収など市の運営全般に使うお金
▽公債費
市の借金返済に使うお金
▽教育費
学校や生涯学習、スポーツなどを推進するために使うお金
▽衛生費
環境の保全や健康を増進するためなどに使うお金
▽土木費
道路や公園などの整備や補修に使うお金
▽商工費
商工業や観光などを促進するために使うお金
▽消防費
消防や災害対策などのために使うお金
▽農林水産業費
農林水産業の振興などに使うお金
▽災害復旧費
災害によって被害を受けた施設や道路などを復旧するためのお金

■市の会計は3種類
市の財政は、基本となる「一般会計」と、特定の事業や収入・支出を一般会計と区別して処理する「特別会計」、事業で得られる収入で経費をまかなう独立採算制を原則とした「公営企業会計」の3種類の会計で成り立っています。
これらの会計は、4月から翌年3月までの期間で一区切り。5月末までに収入と支出を整理し、最終的な決算額をまとめます。
3月31日現在でまとめた令和4年度の財政状況はグラフと表のとおりです。予算に対する進み具合を表したものが執行率になります。

■一般会計は6億円減
はじめに一般会計の最終予算額は、254億5018万円(令和3年度からの繰越分を含む)。建設関連事業などの進捗の影響により令和3年度の260億7464万円と比べ、6億2446万円の減になりました。
最終予算額に対する執行率は、歳入が80・9%、歳出が84・5%です。
次に特別会計です。市には国民健康保険や後期高齢者医療などの特別会計があり、合計の予算額は46億4904万円で、令和3年度の46億255万円に比べて4649万円の増。
執行率は収入が86・4%、支出が90・8%となっています。
公営企業会計は水道事業と下水道事業。水道・下水道料金を主な収入とし、施設の維持管理などを行う収益的収支は、水道事業の収入額が9億2839万円で、支出額は9億746万円。下水道事業は収入額が10億8981万円。支出額は10億8213万円になります。

■発展に向け事業推進
市では大切なお金を有効に活用し、妊娠・出産・子育て支援や観光振興の推進、防災・減災対策の充実などの重要施策の推進により、まちの発展・飛躍に向けて、各種事業を進めていきます。皆さんのご理解とご協力をお願いします。

問い合わせ:財政課
【電話】52-2113

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