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保健だより 498

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岩手県陸前高田市

■夏の食中毒にご用心!
夏は気温・湿度がともに高くなり、食品の取り扱いによっては食中毒を起こしやすい季節です。食中毒の原因となる菌は目には見えず、肉や魚などの食材以外にも、自分の手や、きれいにしているつもりの台所にも付着していることがあります。
菌は10℃からゆっくり増え始め、30℃から40℃で最も増殖が活発になります。暑い日が続くこの時期に食中毒を起こさないよう気をつけましょう。

◆食中毒予防の三原則
▽つけない
調理を始める前や、生の肉や魚を取り扱った後には、石けんで十分に手を洗いましょう。生の肉や魚などを切った包丁、まな板などもきれいに洗い、熱湯をかけるなどして殺菌するようにしましょう。
調理の際は、加熱をしないで食べるものを先に取り扱うと安心です。

▽増やさない
買った食品は、保冷バッグや保冷剤と一緒に持ち帰ることが理想的です。帰宅後はすぐに冷蔵庫や冷凍庫で冷やしましょう。また、肉や魚は他の食材とは別に袋や容器に入れ保存しましょう。

▽やっつける
加熱が必要な食材は十分に加熱しましょう。目安は中心部の温度が75℃の状態で1分以上加熱することです。加熱を十分に行うことで、もし、食中毒菌がいたとしても殺菌することができます。

◆飲みかけのペットボトルにも注意!
口をつけて飲んだ飲み物は、口の中の菌が容器内に入り、時間が経つと容器内で増殖し不衛生になります。菌にとって、暑い季節にフタがされたペットボトルの中は最高の環境です。
1度開けたペットボトルは早めに飲みきり、飲み残した場合は冷蔵庫に入れましょう。また、飲みかけのペットボトルを暑い部屋や車の中に置き忘れると、菌が増え破裂する恐れもあります。
食中毒は簡単な方法で予防できます。皆さんで注意しましょう。

問い合わせ先:市役所保健課保健係
【電話】内線242

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