健康の窓

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◆風しんから、あなた自身と周りの人を守るために～2月4日は「風しんの日」～
▽風しんってどんな病気?
風しんウィルスの飛沫感染によっておこります。発しん、発熱、炎症による首の後ろ側のリンパ節の腫れなどが主症状の感染症です。ときに関節痛・血小板減少性紫斑病・脳炎などの合併症を併発することがあり、成人で発症した場合、重症化しやすい疾患でもあります。
風しんは咳やくしゃみといった飛沫などによって感染し、1人の患者から5～7人ほどにうつす強い感染力を持っています。

▽風しんの予防策は?
予防接種(ワクチン)が効果的な予防策です。
ほかにも、外出後の手洗い、うがい、マスクの着用など、感染症全般と同様の予防も大切です。

▽風しんの予防接種で未来の赤ちゃんを守りましょう
妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、赤ちゃんにも感染し「先天性風しん症候群」という病気にかかってしまうことがあります。
先天性風しん症候群には、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、生まれつき心臓に病気があるなどの症状があります。
このため、特に妊娠中の人は、風しんに感染しないよう注意することが必要で、家族からの感染や職場における感染にも気をつけることが重要です。また、妊娠している人の周囲の人も、普段以上に自身の体調に気を付けましょう。

▽風しんの予防接種には費用助成があります
・小児予防接種事業
対象者：
第1期…生後12カ月以上24カ月未満の人
第2期…5歳以上7歳未満の人(小学校に入学するまでの1年の期間)
接種費用：無料

・風しん等予防接種費用助成事業
対象者：
(1)現在妊娠している女性の夫
(2)妊娠を希望する夫婦・女性(満18歳から満49歳までの人)
助成上限額：4,000円(1人につき1回)

・風しん第5期定期予防接種事業
対象者：昭和37年4月2日～昭和54年4月1日生まれの男性で、風しん抗体検査を実施し、抗体保有率が低かった人
※対象者は、過去に風しんの公的予防接種を受けていないため、他の世代に比べて、風しんの抗体保有率(抗体価)が低くなっています。
接種費用：無料
※風しん抗体検査は、対象年齢の男性であれば無料で受けられます。

上記の対象でない人も、任意で予防接種は受けられます。その場合、費用は自己負担です。料金については、各医療機関にて問い合わせください。

問合せ：
・風しん第5期定期予防接種事業…いきいき健康課【電話】23-3220
・小児予防接種事業、風しん等予防接種費用助成事業…子ども未来課【電話】23-3222