国際交差点vol.41

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NYで松江をPR!
国際交流員　ニコラス　マッカラ

7月に松江市の観光PRや文化紹介などを目的としてアメリカのニューヨーク市へ出張してまいりました。松江市の職人さんたちと共に、2日間をかけて松江市の歴史、文化、特産品、観光などを紹介し、和菓子と茶の湯文化のデモンストレーションとワークショップを行いました。この2日間のイベントはニューヨークのジャパン・ソサエティという団体を通じて実施しました。
1日目はシンポジウムを行いました。まず、上定市長が城下町松江の歴史や文化的な背景、観光地などについて現地の人々に英語で講演し、その後、松江の茶道と和菓子創作を実演しました。レセプションでは、松江の和菓子、煎茶、日本酒などを提供しながら、松江市に関するさまざまな質問に答えました。2日目は抹茶と和菓子それぞれのワークショップを行い、そこで前日紹介した松江の茶の湯文化と和菓子をお客さんに体験していただきました。
全体的に、旅先としての松江の魅力はとても好評でした。参加者は既に日本文化に興味を持っている人が多く、松江市が京都や東京などのメジャーな観光地ではないことから、むしろ旅先として新鮮味があり、その分魅力的だという感想をいただきました。さらに、松江市が古き良き日本の雰囲気を維持できていることから、作りものの雰囲気がなさそうで、行く価値があるという感想も聞かせてもらいました。近い将来に日本を旅行する予定の人もいて、今回のイベントをきっかけにぜひ旅の行程に松江市を加えたいとも言われました。
国際交流員の仕事に申し込んだ頃、観光に関する仕事をしたい気持ちがあり、今回の出張はとてもやりがいのある体験になりました。ニューヨークに行くことも初めてだったため、自国への認識も高くなったと思います。今回、松江には小さな街だからこその魅力があり、アメリカなど海外の人々を惹きつけることができるという手ごたえを感じました。今後も頑張って松江の魅力を多くの人に発信していきたいと思っています。