◆お口の不調、放っておくとどうなる?
皆さんは歯やお口に関して悩みはありますか?例えば、歯が無い、入れ歯が合っていない、硬い物が食べられない、よくむせる、滑舌が悪くなったなど、年を取るとどうしても不調になる部分が出てくると思います。噛んだり、飲み込んだり、話したりするためのお口の機能が衰えている状態を「オーラルフレイル」と言い、早期に分かる老化のサインと言われています。
このオーラルフレイルが進行すると食欲の低下、食べるもの偏りなどにより十分なエネルギーを取ることができず、低栄養や栄養不足になります。体は筋力や免疫力が下がり、心身の活力が低下した「フレイル」という状態です。この時、ちょっとした病気やケガをきっかけに介護が必要な状態になりやすくなります。一度介護が必要な状態になってしまうと元に戻ることは非常に大変です。お口の健康は全身の健康につながります。
介護状態にならないためにもまずは今のお口の状態を知り、予防や早めの対策をすることが大切です。そのための第一歩として健診を受けてみませんか?
参考文献:日本歯科医師会「オーラルフレイル」
◇オーラルフレイル
・歯が無い、入れ歯が合っていない→硬い物が食べられない
・食欲がない
・よくむせる、食べこぼす
・滑舌が悪くなった など
◆令和5年度の後期高齢者歯科口腔健診は12月末までです!
※1回限り無料
この健診では歯の状態の他に、噛む力・飲み込む力・舌の機能などの「食べる力」も調べます。歯が無くても受けましょう。
「食べる」ためには、歯や口腔内の健康が必要です。歯や口腔内の健康を保つことによって、低栄養や誤嚥性肺炎等を予防する効果もあります。毎年受診しましょう!
実施主体:島根県後期高齢者医療広域連合
問い合わせ:西ノ島町役場 健康福祉課
【電話】08514-6-0104
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