■大人の方もすすめないで!お酒は20歳になってから!!
西ノ島町健康づくり推進協議会は、地域住民の健康増進、疾病の予防等を推進するため、地域の方々や関係機関とともに協議し、保健福祉の向上に向けて取り組むことを目的とし活動しています。同協議会では、「食生活・栄養」、「歯科保健」、「たばこ」、「アルコール」、「健康診断」、「運動・ストレス・休養」、「生きがいづくり」、「介護予防」の8つの分野について取り組んでいます。今回は「アルコール」についての活動を紹介します。
◆未成年者飲酒防止キャンペーンを実施しました!
7月11日(火)にフェリーどうぜん乗り場、西ノ島小中学校で未成年者(※1)飲酒防止キャンペーンを実施しました。通勤・通学途中の方々に未成年者禁酒のチラシとティッシュ等を配布しました。7月には地区のお祭りが開催されており、大人の飲酒機会が増えます。お祭り前に啓発をすることで、大人、未成年者ともに意識するきっかけになることを目的にしています。
(※1)未成年者ここでいう未成年者とは20歳未満のこと
未成年者の飲酒は身体面、精神面に深刻な悪影響を与えるため、法律によって禁止されています。
未成年者の飲酒には身近な大人が関わっている傾向があります。島根県立心と体の相談センターが平成29年に実施した「未成年者の飲酒・喫煙防止についての調査」をみると、飲酒経験がある児童生徒の状況として、「誰とよくお酒を飲みますか?」という問いに、飲酒経験がある児童生徒の57.8%が「親や親戚」と答えていました。また、飲酒の機会は、「冠婚葬祭・盆・正月・祭りの時」といった特別な行事がきっかけとなることが多く、次いで「家族がお酒を飲むとき一緒に」であり、未成年者の飲酒には身近な大人が関わっている場合が多いことが分かっています(図1)。
▽図1
身近な大人が飲酒するときに一緒に飲酒していることがこの結果から分かるね
またノンアルコール飲料(※2)についての認識として、学年が高くなるにつれて、「飲んでも良い」と考える児童生徒の割合が高いことが分かります(図2)。
(※2)ノンアルコール飲料アルコール分が含まれない、もしくは1%未満のアルコール分を含むアルコール風味の飲料のこと
▽図2
学年が高くなるにつれて「飲んでも良い」と考える者の割合が高くなっているのかぁ…
[Q]未成年者はノンアルコール飲料を飲んでも良いの?
[A]飲酒への引き金になるため 飲用しない方がよいです!
ビール風味の炭酸飲料のため、ビールが飲用できる20歳以上を対象に製造しています。写真のように、缶の側面には、「この製品は20歳以上の方の飲用を想定して開発しました。」と記載があります!
※写真は本紙をご覧ください。
身近な大人の方は未成年者にお酒や、飲酒のきっかけとなるノンアルコール飲料も飲ませないようにしましょう!
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