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ETAJIMA GoON!Vol.28

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広島県江田島市

■年数を重ねても、より良いものを追求し続けて
峰崎農園(江田島町)峰崎泰昌(みねさきやすまさ)さん
江田島町出身の峰崎さんは、2016年に江田島市の新規就農研修を修了。キュウリ農家として就農した。
大学卒業後、JICAの活動で南アフリカに赴いた。水不足や飢餓もある国の現実を、目の当たりにした。同じ世界にありながら、食料も飲料水にも困らない日本との違い――。帰国後、「農業がやりたい」という強い思いから就農に至る。
農業経験ゼロからのスタート。研修生の頃は、水や肥料、湿度と温度の調整、光の当て方など、知識と技術の習熟に悩んだ。量と質の向上は同義だと、経験を重ねて学んだ。「周りの人に、おいしいと食べてもらえるものができるようになったのは、有難いこと」と話す。
昔よりは成長していると振り返りつつ「代々で何十年もやってる農家の方もおられるので、追いつくには、もっと努力しないと」と成長意欲を絶やさない。

広報えたじまを読まれている方へのメッセージを伺った。
「江田島市は小さな島だけれど、どれだけ言葉を尽くしても足りないほどの魅力がある。この記事で市の特産のキュウリを初めて知った方がおられたら、僕がまだ知らない江田島市の魅力を教えてほしい。遊びに来いよって誘ってほしいですね」
シーズン中はハウスにこもっての作業となる。春秋定植の峰崎農園は多い日で1日約500キログラムを収穫。10月から出荷の秋作は、2月まで続く。
※定植(ていしょく)…苗から畑に植え替えること。

■ETAJIMA GoON!(えたじまゴーオン)とは?
市内で活躍する人やお店をリレー形式で紹介。掲載された人が次の取材先を紹介する、“つなぐ・つながる”がテーマの企画です。毎月中旬頃に更新のA3判(フルカラーPDF版)は写真・記事も増量でお届けします。

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