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市政の窓(2)

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徳島県吉野川市

■子育て・教育の満足度向上
▽川島こども園公私連携事業
市立川島こども園の「公私連携幼保連携型認定こども園」への移行については、4月より、「社会福祉法人かもめ福祉会」に運営を委ね、新たに「川島かもめこども園」としてスタートします。
民間法人の特色ある教育・保育運営に期待をしつつ、双方連携のもと、地域に根ざした子育て支援施策の充実に努めます。

▽未来へつなぐ修学応援給付金事業
ひとり親世帯や生活保護世帯などの子どもが大学などへ進学する際に抱える経済的負担の軽減を図り、意欲と能力のある学生が修学の機会をより多く得られるよう支援するため、「未来へつなぐ修学応援給付金事業」を実施します。
給付金は高等学校在籍時の成績や作文などにより選考し、1人当たり100万円を給付します
本事業により、1人でも多くの子どもたちの夢を後押しし、本市の将来を担っていただける人材の育成につながることを期待しています。

▽送迎用バスの安全対策
昨年9月に発生した、静岡県の認定こども園での送迎バス内への置き去り事故を受け、国は送迎バスに車内置き去り防止機能を有する安全装置の装備の義務づけおよび推奨を決定しました。
本市においては、私立の認定こども園の送迎バスに係る装備費用を助成することとしたほか、高越小学校および山川中学校で運用している6台すべてのスクールバスに安全装置を設置することとしました。

■暮らし・福祉の満足度向上
▽新ごみ処理施設整備事業の進捗状況およびごみ減量化に向けた新たな取組
「新ごみ処理施設整備事業」は、現在、新施設の着工に先立ち建設用地内の造成工事に着手しており、排水管および調整池などの設置を行っています。
新施設は現在の処理費用に比べ、年間約3億円弱の削減を目指しているところですが、一方で、ウクライナ情勢などにより、電気代をはじめさまざまな資材価格の高騰が生じ、目標としている経費削減に向け、新たなごみ減量化への取り組みが必要です。
そこで「宝のごみ“もったいない”プロジェクト」と題し、「リユース」・「リサイクル」の2つの実証実験を実施することとしました。
「リユース」については、リユースプラットフォームであるウェブサイト「おいくら」を活用し、不要品として捨てる前に、市民の方々がそれらの情報を入力すると、同サイトの登録買取業者が一括査定を行い、双方の条件が合致すれば、売却できます
不要品として捨てていた物を、少しでもリユース(再利用)していただき、ごみ減量化につなげたいと考えています。
次に、「リサイクル」については、羽毛布団を再生品化させる取り組みで、現在は処理費がかかっている羽毛布団を事業者に売却し、当該事業者により再生品化した後に、新たな製品として生まれ変わらせ、ごみ減量化につなげるものです。(本号9ページ参照)

▽高齢者等外出支援タクシー料金助成事業
本年度から試行的に実施している本事業は、12月時点で、722名の方に利用いただいています。
事業を進める中で、利用者の方から、「対象者の要件緩和」や「介護タクシーの利用」について意見をいただいたことから、次年度は、対象者の要件を緩和するとともに、介護タクシーについても、介護保険制度等の福祉サービスと重複しない範囲で助成の対象としました。
要件の緩和により、さらなる利用者の増加につなげるとともに、「利用者の方の外出傾向」、「利用人数および移動距離等の基礎データ」ならびに「本事業への御意見」などのデータ収集を行い、交通弱者の方にとって、生活の質の向上につながるようなサービス提供が継続的に行えるよう、次の段階の移動支援施策の検討・構築に反映させていきたいと考えています。

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