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自治体の皆さまへ

CDO補佐官 鈴木邦和(くにかず)のDXのすゝめ(第9回)

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愛媛県大洲市

最近、「チャットGPT」と呼ばれる人工知能が話題になっています。「チャットGPT」はまるで人間のように対話や文章作成ができる技術であり、今後の産業構造や人々の仕事を大きく変える可能性があるものとして、世界的に注目されています。
この「チャットGPT」を全国の自治体で初めて試験導入したのが、神奈川県横須賀市です。横須賀市では、職員の半数に当たる約1900人が、文案作成、要約、校正、アイデア出しなどに利用しました。そして、利用後のアンケートでは、約8割の職員が「仕事の効率が上がると思う」、「利用を継続したい」と回答したそうです。今後、横須賀市は本格導入に切り替える方針で、すでに全国の多くの自治体から活用に向けた問い合わせが来ているとのことです。
自治体でも人手不足が深刻になる中で、市民のための行政サービスを維持していくためには、事務作業は可能な限りAIに任せていく必要があり、職員には、AIでは代替できないもの、つまり人間の創造性や優しさが必要とされる業務に集中してもらうことが大切だと考えています。

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