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自治体の皆さまへ

(特集)「いただきます」の笑顔を支える -2-

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愛媛県大洲市

■みんなの給食ができるまで
学校給食センターのみなさん。衛生上マスクを着けたままでの撮影です。色違いのエプロンはそれぞれの調理担当を示しています。

大洲市学校給食センターで毎日作られている給食はおよそ3,400食。安全でおいしい給食はどのように作られ、みんなの元へ届けられるのでしょうか。
センターのある一日を追ってみました。

◇本日(4月19日)のメニュー
・赤飯
・すりみ揚げ
・和え物(なます)
・すまし汁
・イチゴゼリー
・牛乳

◇学校給食センターの施設内
床や調理道具は図や写真のとおり作業区域ごとに色分けされ、相互汚染を防止する工夫がされています。

◇スタート
〇荷受け
今日使う食材の多くが、その日の朝に届けられ、内容に間違いがないか検品。新鮮な食材でおいしさもアップ。

〇下処理
食材の洗浄や皮むきを行います。野菜はなんと3回も洗い、虫や異物の混入を防ぎます。

〇調理(1)
みんなが食べやすい大きさに食材をカットします。
見たこともない長さのかまぼこにビックリ。

〇調理(2)
煮る、焼く、蒸すなどの調理開始。当然ながら調理に使う鍋やしゃもじも大きく大変な作業です。

〇運搬
給食は調理後2時間以内に食べてもらうルールがあります。そのため、給食車で安全かつ迅速に運んでもらいます。

〇洗浄
最後に明日の調理に向けて、器具や回収した食器をきれいに洗います。給食は安全を第一に作られています。

◇みんなの笑顔を思いながら
私たち調理担当者が業務を行う上で一番大事にしていることは異物が混入しないことです。そのため検品から運搬まで気を抜くことができません。また、力仕事も多く忙しい仕事ですが、施設を見学した子供たちから「ありがとう」と書かれた手紙が届くととても嬉しく、みんなの笑顔を思いながら頑張っています。調理の時間に余裕があるときはニンジンを☆の形にカットしてみたり、小さい子も楽しく食べられるように工夫を重ねています。

(株)大洲給食PFIサービス
業務責任者 二宮渚(なぎさ)さん

◇みんな大好き給食センターの人気メニュートップ3
第1位「鶏のから揚げ」
お肉が大きくカリっと食べ応え満点。定番の大人気メニューです。

第2位「春雨スープ」
春雨と野菜の中華風スープ。肉や野菜のうま味がごはんにもパンにも合います。

第3位「海藻サラダ」
季節の野菜とドレッシングであえるとさっぱりとしたおいしさ。

■はじめての給食当番
小学校の新1年生にとって、給食当番は初めての経験です。4月の新学期が始まり給食2日目の大洲小学校を訪問し、その様子を撮影しました。
大洲小学校では当番に慣れるまで、給食の時間になると6年生が1年生の教室を訪れ、新入生に付き添って、当番の手順を手伝いながら優しく教えています。

準備が終わるとみんなで6年生に「ありがとうございました」と元気に挨拶(あいさつ)。待ちに待った食事の時間が始まります。
みんなカメラに少し緊張気味でしたが、すぐに慣れてくれて楽しい笑い声が聞こえてきました。

今日も笑顔で「ごちそうさま」
明日も元気に「いただきます」

※詳しくは紙面をご参照ください

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