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鬼北町議会 6月定例会(1)

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愛媛県鬼北町

第2回鬼北町議会定例会は6月15日に開催されました。会では議案5件、同意14件が提案され、議案全件が原案のとおり可決されました。

●議案
・工事請負契約(映像系光送出設備更新工事)の締結について
・工事請負契約((5)防安金 町道弓滝線弓滝橋歩道橋上部工工事(その1))の締結について
・工事請負契約(鬼北町書庫整備工事)の締結について
・令和5年度鬼北町一般会計補正予算(第3号)について
・令和5年度鬼北町国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)について

●同意
・鬼北町農業委員会委員の任命について

■一般質問
◆兵頭稔議員
◇水道事業について
《問》「地域別の経過年数、取り換え時期、それぞれに係る経費について伺う。
《答》
・近永浄水場施設は、昭和48年度に整備し、49年経過。
・近永地区送配水施設は、昭和51年度に整備し、46年経過。
・下鍵山地区配水施設は、昭和53年度に整備し、44年経過。
・下鍵山導水施設等は、昭和57年度と昭和58年度に整備し、完了後39年経過。
・近永地区2号水源・新広見浄水場・広見配水池等施設は、昭和55年度から昭和57年度に整備し、完了後40年経過。
・西野々地区導水管・送配水管・浄水場等施設は、昭和52年度に整備し、45年経過。
・生田地区導水管・送配水管・浄水場等は、昭和56年度に整備し、41年経過。
・愛治地区(大宿・清水)導水管・送配水管・浄水場等は、昭和63年度から平成2年度に整備し、完了後32年経過。
・下鍵山簡易水道統合事業(下鍵山・上鍵山の一部・上大野・日向谷の一部・父野川の一部)は、平成7年度から平成9年度に整備し、完了後25年経過。
・広見統合簡易水道施設整備事業(近永・好藤・泉・三島)は、平成6年度から平成12年度にかけて整備し、完了後22年経過。
・下大野地区導水・配水管等は、平成12年度と平成13年度に整備し、完了後21年経過
・三島統合簡易水道整備事業は、平成15年度から平成17年度に整備し、完了後17年経過
・愛治地区電気計装設備更新事業は、平成25年度に整備し、9年経過
・日吉地区電気計装設備更新事業は、令和元年度と令和2年度に整備し、完了後2年経過している。
取り換え時期は、管路については40年、浄水場施設等のコンクリート構造物については60年、電気計装設備等については20年が目安となっている。現在、施設の老朽化等を考慮し、順次更新しているが、管路・ポンプ等の更新の経費については、年間約7千万円の予算を計上して整備している。

《問》西野々地区・生田地区配水管更新工事の終了予定について。
《答》西野々地区配水管布設替工事については、令和2年度から実施しており、令和5年度に完了する予定。また、生田地区配水管布設替工事については、今年度から実施し、令和9年度に完了見込み。

《問》前記の工事は起債事業により行うと伺っているが、資本金を取り崩して工事に充てることはできないか。
《答》過去の資本金の使い道等の一般質問にもお答えしたように、決算書に組入資本金を計上しているが、この組入資本金は、未処分利益剰余金を、議会の議決を経て、資本金に組み入れた組入額に相当するもので、現金の裏付けがないものであるため、取り崩して工事費に充てることはできない。

《問》前記の工事は国庫補助事業対象になっていないか。
《答》上水道事業の整備については、「水道事業実務必携」に記載されている「水道施設整備費に係る交付要綱」に、様々なメニューがあるが、給水管の分岐を伴う配水管については、水道事業者が給水収益等の収益の中で、更新等の維持管理を行うべきものとされており、国庫補助事業の対象とはならないことになっている。

◇総務財政課の施策概要について
中型バスとマイクロバスの運行管理について、現在、総務財政課が管理している公用バスは、マイクロバス2台と中型バス1台の計3台であるが、マイクロバスのうち1台は、管理運行を業者に委託しており、もう1台は、町の会計年度任用職員が管理運行を行っている。また、中型バスは、老朽化のため使用を中止しており、廃車予定としている。

《問》運転手の採用基準と職務、待遇について。
《答》運転手の採用基準は、大型二種免許又は大型一種免許を有することを条件としており、筆記試験及び面接試験の結果により、合否を判断して採用をしている。
職務内容は、中型バス及びマイクロバスの管理運行を主たる業務とし、パートタイム会計年度職員として雇用している。また、給与は、時給単価に勤務時間数を乗ずることとしており、勤務時間は、バス使用日の点検及び運行を含んだ時間としている。

《問》運行前の点検、アルコールチェック等について。
《答》運行前点検については、国土交通省が示している「自動車の点検及び整備に関する手引き」をもとに、運行の前後に運転手により、タイヤ空気圧・ヘッドライトや方向指示器等の電気関係・冷却水・エンジン周り・ブレーキ及びクラッチ作動状況・燃料等について点検を行っている。
また、アルコールチェックについては、運行前にアルコールチェッカーを用いて検査を実施して、その結果を記録し、運行後は目視により確認を行っている。

《問》事故があった場合の処理及び責任体制について。
《答》「鬼北町安全運転管理規定」により、まず被害者の救護、次に所轄警察署への連絡、その他状況により必要な応急処置を行ったあと、鬼北町が選任している安全運転管理者(総務財政課長)へ報告するとともに、「鬼北町職員服務規程」により、「交通事故(違反)てん末報告書」を総務財政課へ提出することとしている。
事故の責任体制は、公用車運転中の事故になるため、町に賠償責任があり、事故の補償については、他の公用車同様、町が加入している保険での対応となる。

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