文字サイズ
自治体の皆さまへ

〔特集〕高校生まちづくりスクールミーティング(2)

7/43

愛知県小牧市 クリエイティブ・コモンズ

■Cグループ SDGs
~小牧高校SDGs~

◇100年先の未来に向けて考える
未来に向けての100年、多くの挑戦と機会が待っています。未来を考えるときには、SDGsを忘れてはなりません。SDGsは、私たちの未来に向けて重要な目標を示しています。私たちは、持続可能な未来を築くために大いに貢献できるはずです。

◇中庭チューリップ編
小牧高校では、公益財団の方から寄付していただいたチューリップを中庭で育てることになりました。
中庭はあまり使われていなかったので、土壌改良のための肥料が必要でした。そこで考えたのがチョークです。高校で使っているチョークの成分は炭酸カルシウムで、土壌改良に使えることが分かりました。学校中の教室から、土壌改良に十分な量の使用済みチョークが集まりました。
球根を100個ほど植え、先生や用務員さんに協力してもらい、きれいに咲かせることができました。

◇コンタクトケース回収編
コンタクトケースは、再生ポリプロピレン素材としてリサイクルされ、車や家電の部品、洋服、文房具などに生まれ変わります。
小牧高校では、一日や一週間ごとに交換するコンタクトレンズを使用している人が多く、空のコンタクトケースも多く捨てられていました。
そこで、ケースの回収を呼びかけたところ、学校全体で合計5、090個、約5kgも集まりました。ケース自体は小さいものですが、適切な方法で回収することで、温室効果ガスやごみの排出量削減、海洋生態系への悪影響の軽減など、環境保全にとって大きな力になるのです。
また、リサイクル準備の作業や回収協力者へ贈る小物製作には、障がいのある方に従事していただき、さまざまな方が輝ける未来につながっています。
この取組に協力してくださる人にも感謝し、より多くの人が参加できるようにPRしていきたいです。

◇みんなで力を合わせて
これからの100年、地球環境を守るために、私たちの世代がSDGsを達成して、力を合わせて歩むことが大切です。持続可能な未来に向けて、一丸となって頑張りましょう。

◇市長コメント
SDGsにはいろいろな観点がありますが、環境は身近なテーマですね。子どもや孫の時代まで、地球環境をしっかり守らないといけません。身近なことから行動していくことが大切ですね。

当日の様子は本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご確認ください。

■市長講評
皆さんそれぞれ熱心に自分たちの思いを含めて発表いただき、ありがとうございました。今回の発表では、若い世代の皆さんの感覚を肌で感じることができ、非常にありがたい機会でした。
まちづくりは、行政だけでできることではありません。地域の皆さんや企業・学校・市民団体の皆さんが一緒になって進めていかないとできないのです。皆さんも一人の市民として、また小牧高校の生徒として、いろいろ思うことがあると思います。ぜひ今日を機会に、まちづくりや社会について関心を持って、できることから始めてみてください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU