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新潟の魅力「食」(3)

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新潟県

■新潟が誇るブランド食材
産地「新潟」のブランドイメージを高めるため、その牽引役である「県推進ブランド品目」を中心に、地域の特徴を活かした生産方法や鮮度を保つための流通の工夫など、様々な取組を行っています。
・新潟米
・ルレクチエ
・越後姫
・南蛮エビ

▽にいがた和牛
全国の共励会でも名誉賞を受賞したことがある新潟で育った高品質な和牛。雪や米など新潟らしさを連想する特徴ある商品により他産地との差別化を目指しています。

牛を育てるとき、欠かせないのが稲わらです。牛が反すうをスムーズに行うにはよく噛むことが必要なので、噛み応えがある稲わらを牧草や穀物と共に食べさせます。穀物だけでは消化不良を起こすため、その点でも稲わらが大切です。うちは田んぼも作っているので、自家製のわらを使っています。旧荒川町は秋になると山から海に向かってだしの風が吹くので、それを利用してほどよく乾燥させることができます。新潟は牛肉を食べる習慣が他の地域より少ないですが、誕生日や記念日などにぜひ牛肉を食べていただきたいですね。
にいがた和牛肥育名人 
時田卓さん

▽のどぐろ
白身の大トロとして知られ、年間を通して脂が乗った魚です。新潟では、7~8月は型が大きなものが流通し、9月は漁獲が多い「夏の魚」です。

新潟ののどぐろ漁は春から始まり、7~9月が最盛期です。夏は産卵時期を迎え、大型のものが獲れます。はえ縄漁という漁法で釣り上げたのどぐろを、漁師は絶対に素手では触りません。手の熱が魚に伝わらないように手袋をして扱い、袋に入れてから氷水に入れ、波や風にも当たらないようにして港まで運んでいきます。市場に出す時も、輸送用の箱に氷を敷き詰め、その上にシートを敷いて、直接氷に触れないように並べます。こうしたやり方は、高級魚であるのどぐろを、より鮮度よく出荷するために、漁師仲間で知恵を出し合って生み出した方法です。
新潟漁業協同組合岩船港支所
支部長 脇坂三重城さん

▽えだまめ
甘味・うまみにこだわった新潟産えだまめ。くろさき茶豆、越一寸など、おいしいブランドや品種が切磋琢磨しています。

新潟の枝豆がおいしい理由は新潟の気候の特徴や味を第一にした作り方にあります。枝豆が成長する5月~10月の新潟は、日照時間が長く、日光をたっぷり浴びて育ちます。そして、糖分やアミノ酸がピークになる、実入り8分程度(一部の茶豆品種の場合)の大きさで収穫。収量よりもおいしさを優先しています。生産者の皆さんは早朝などの涼しい時間に収穫し、鮮度を保ったまま出荷する努力もしています。また、品種が早生から晩生まで多彩で、5月から10月上旬まで途切れることなく、おいしい枝豆を出荷できるのも新潟の枝豆ならではの魅力です。
JA全農にいがた園芸部野菜果実課
高山大輝さん

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