文字サイズ
自治体の皆さまへ

みょうこうSDGs通信

3/26

新潟県妙高市

■日常の身近な実践からゼロカーボン※1を実現(7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに)
※1ゼロカーボン…二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から植物などによる吸収量を差し引いて、温室効果ガスの排出を実質ゼロに抑えること

◆4月からごみ処理方法が変更になりました!
主なポイントを紹介します。

(1)指定ごみ袋の変更
・新聞紙などで覆って袋の中身を隠すことを防ぐため、半透明の色付き(乳白色)に変更
・石油由来のプラスチック使用量削減のため、再生プラスチックを配合し、袋の厚さを変更
・名称を「燃えるごみ」から「燃やせるごみ」に変更

(2)燃やせるごみの収集回数の変更
・地域による不公平感の解消と、焼却するごみの減量と資源化の促進のため、地域によって異なっていた燃やせるごみの収集回数を市内全域で週2回に統一

(3)プラスチック製品の分別収集を開始
・3月まで燃えるごみで出されていたプラスチック製品のリサイクルを開始。
月2回、プラスチック製品の回収日を設定
※分別収集の詳細は本紙8ページをご覧ください

◆ごみ処理方法の変更はゼロカーボン達成に寄与
市は、SDGsとゼロカーボンの達成に向けて、4月からごみ処理手数料を改定しました。
改定は、費用負担の公平性を確保し、市民負担の適正化を図ることやごみの発生抑制・資源化の促進を目的に行ったものです。
改定したのは、燃やせるごみ袋の料金と妙高クリーンセンターへ直接搬入する際の料金です。

○主な改定理由
(1)ごみ焼却施設における電気代などの高騰や施設の大規模改修における維持補修費の増加などにより、ごみ処理経費が上昇していたこと
(2)市町村合併前の協議において、ごみ処理経費の30%(事業系負担は60%)を市民から負担してもらうこととしているが、従来の手数料との間に大きな差が生じていたこと
※燃やせるごみの減量と資源循環の推進に寄与する今回の改定がSDGsとゼロカーボンの達成に向けた第一歩となります

◆燃やせるごみに混ざっている資源を分別することが重要
燃やせるごみの中には、まだまだ分別されずに燃やされているものがあります。
特に、焼却することで多くの温室効果ガスを排出するプラスチック製容器包装・製品、紙や布類の分別を徹底しましょう。

◆「容器」と「包装」は週1回の収集日に
プラスチック容器包装は、再生樹脂やパレットなどの製品に生まれ変わります。日本容器包装リサイクル協会では、イラストで確認できる「容器」と「包装」のリサイクル対象品を紹介しています。
[容器の一例]
洗剤などに付属するトリガー
袋の口をとめる留め具

■正しく分別するためにガイドブックをご活用ください!(13.気候変動に具体的な対策を)
3月15日に配布した「家庭ごみと資源物の分け方・出し方ガイドブック」をご覧いただくと、ごみの分別方法やごみ出しのルールなど日常生活に欠かせない情報が確認できます。
さらにキエーロ、コンポストなど生ごみ減量化に向けた普及啓発に関する情報、食品ロスの削減につながるフードドライブに関する情報なども記載されています。
各家庭・事業所などで目に留まる場所に保管してご活用ください。
ガイドブックは電子版からも確認いただけます

■地球にやさしい「ゼロ・ウェイスト※2」な生活が理想(12.つくる責任 つかう責任)
○燃やせるごみを減らそう
燃やせるごみ全体を減らすことで、温室効果ガスの排出量を削減できます。リデュース(Reduce)の取組みで、「ごみ」そのものを減らしましょう。
[身近なところにある「ゼロ・ウェイスト」な取組・実践例]
・マイバッグ、マイボトルを使う
・プラスチック製の使い捨てストローやスプーン、レジ袋などのワンウェイプラスチックをもらわない
・「もったいない!食べ残しゼロ運動協力店」で飲食する、協力店として登録する

○エシカル(倫理的)消費を意識したお買い物を
国際情勢の変化に伴う原油価格の高騰や、食材などの物価上昇が顕著なものとなり、経済的負担も増大していることで、生活にも影響を及ぼしています。
買い物の際に、余分なものは買わず、必要な物を必要な分だけ購入するよう心がけることで、食べきれない・使いきれない食材を減らし、食品ロスの削減や食費の節約につなげることができます。
※2ゼロ・ウェイスト…無駄・ごみ・浪費をなくし、できるだけ廃棄物を減らそうとする活動のこと

ゼロカーボンを実現することで、経済・社会・環境の好循環を生み出すとともに、安心して住み続けられる「持続するまち」につながります。
温室効果ガスを減らすために私たちができることはたくさんあります。SDGsやゼロカーボンを難しく考える必要はなく、身近なところから取り組むことが重要です。すべてを自分事にとらえるため、すぐにできることから取り組んでみませんか。

問合せ:環境生活課 SDGs推進室
【電話】74-0033

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU