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初企画!子どもの社会科見学シリーズ 第1弾 出版社編(2)

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東京都千代田区 ホームページ利用規約等

◇本の作り方を知る!
本を作るためには情報を集めるだけではなく、本の内容を決める企画会議や、編集作業、確認作業など、さまざまな工程があります。誌面が完成してからも、工場で印刷・製本したり、書店に納品したり、皆さんの手元に届くまでには多くの人が関わっています。
今回、2人は企画会議と製本を体験しました!

▽最初は企画から!
2人は打ち合わせなどに使うというテーブルに案内されました。「ここが本当に作っている場所なんだ!」「わーっ、「小学一年生」の企画ってこうやってできるんだ!」
齋藤さんができあがった本を見せてくれながら、雑誌の記事がどのようにできていくのかを説明してくれました。「記事の始まりは、アイデア次第なんですね」2人は本をめくりながら、アイデア出しに挑戦しました。「読者目線」を大切に、面白かったり、ためになったりする内容…、「アイデアを出すのって難しい!」

▽雑誌って初めはバラバラ
齋藤さんは「まずはこれを見て」と、雑誌になる一歩手前の印刷物を見せてくれました。それは1枚の大きな紙にバラバラのページが印刷されたもの。広げても全くつながっていません。
「え、バラバラだ。話が続いていないよ」「えー、どうなっているの」。
印刷された紙を、何度か折ってのり付けをして、袋状になった部分を切ると、ページ順に開けるようになるそうです。
次に齋藤さんが取り出したのは、8ページ分の漫画を印刷した紙と表紙。2人は製本に挑戦してみました。漫画を折ってそれに表紙をかぶせてホチキス止め。袋状になった部分をはさみで切ると、ちゃんと読むことができるようになりました!

「こうかな。うん、これでできそう。」
「読める、読める!雑誌はこんなふうに作るんだね!」

▽スゴイ付録を体験!
「小学一年生」といえば、「かわいい」「リアルだ」といった工夫が凝(こ)らされた付録がつくことでも知られています。
特別に9月30日に発売された11月号の「セブン-イレブンおかいものレジ」を見せてもらいました。レジのリアルさはもちろん、豪華(ごうか)なバーコードリーダーが優れものです。商品についているバーコードを読み取ると、商品名と金額を読み上げてくれるのです!クイズモードもついていて、遊びながら計算力もアップできそうです。
付録の企画が始まるのは発売の6か月前。まずはアイデアをまとめ、付録職人と呼ばれる専門家などをはじめ、いろいろな人と相談して進めるそうです。こんな形にしたい、こんな機能をつけたい、もっと作りやすくするにはどうしたらいいかなど、3〜4回やり直して、ようやく完成となります。

「ほんとだ、バーコードが読める!」
「すごい!バーコードで商品を読み上げているよ!!」
「半年も前から!しかも何度もやり直して完成させるんですね!」

■編集長に質問!
◆雑誌を作るのに、一番大変な工程ってなんですか?
◇アイデアを出すことかな。雑誌は写真を撮る人、絵を描く人、文章を書く人など、プロの力を借りているんだ。アイデアを実現するために協力してもらい、一緒に作っていくんだよ。それらを束ねるのが、編集者の仕事かな。

◆本を作るときに大切にしているのはどんなことですか?
◇みんなに喜んでもらえるように作ること。こんなことを知ることができた、こんなことが心に残ったと実感してもらえる雑誌にしたいと思っています。

◆子どものころ好きだったのはどんな本ですか
◇実はあんまり本を読む方じゃなかったんだ(笑)。でも写真集や図鑑は大好きだったよ。あとドラえもんもね。

■見学を終えて
・編集部にはいろいろなものがあって、びっくり。付録がちゃんと動くことにも、作る大変さにも驚きました。日常では味わえない、貴重な体験でした。

・本が好きなので、製本はとてもいい経験でした。たくさんの本や付録などからは、さまざまな知識や体験をつむことができると感じました。

※(株)小学館は小学生の会社見学の受け入れは行っていません

■神保町は本のまち!
◇あらゆるジャンルの知が集結
神保町には、大型店から専門店までさまざまな書店が軒(のき)を連(つら)ねています。新刊からコアな専門書までをそろえる「知の泉」と呼ばれる大型の棚を備える書店、アジアの書籍や雑誌に特化した書店などさまざま。また、神保町は日本一の古書店街としても名高く、およそ130もの古書店が建ち並びます。美術、武道、料理など1ジャンルの本を専門に扱う店もあります。
そして、神保町といえば、古書店をきっかけにした喫茶店、カレー店も多いのが特徴です。近年はカフェを併設(へいせつ)する本屋さん、ブックカフェも増えてきました。買ったばかりの本を手にひと休みするのも、神保町流の本の楽しみ方です。
神保町ブックフェスティバル、東京名物神田古本まつり、神田カレーグランプリ決定戦など秋を楽しむイベント情報は、本紙15面に掲載(けいさい)しています。ぜひ、ご覧ください。

■読者プレゼント
◇Cafe Lishのドリンクチケットをプレゼント
Cafe Lish(カフェ リッシュ)は小学館ビル1階に8月にオープンしたカフェです。期間限定でキャラクターとのコラボメニューなども登場します。抽選で10名に「コーヒーRサイズ(HOT or ICE)」のチケットをプレゼントします。
応募方法:10月19日(木)(必着)までにハガキまたはEメール(本紙12面記入例参照)で問合せ先へ ※当選者のみ通知

問合せ:広報広聴課広報広聴係
【電話】03-5211-4175【メール】chiyoda@city.chiyoda.tokyo.jp
〒102-8688九段南1-2-1

※第2弾以降の社会科見学(時期・詳細未定)は、「公募」を予定しています。広報千代田または区のHP、SNSなどでご案内しますのでよろしくお願いします

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