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自治体の皆さまへ

【特集】認知症 私にできること 出会える機会は、すぐそこに(5)

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◆認知症キッズサポーター養成講座
「子どもたちも楽しく学べる」
一般向けの認知症サポーター養成講座を小学生用のカリキュラムに編集し、アニメやクイズで学びます。
8月5日の講座では、新たに16名の小学生が認知症キッズサポーターになりました。参加者の岡野珠巳さんは、「祖母が同じ話をして話が進まないことがありました。少し待ってあげることが大切だと分かったので、これからは優しく接していきたいです」と話してくれました。

◆千代田区オレンジサポーター
「養成講座からのステップアップ」
区には認知症サポーター養成講座を受講後にさらに実際の活動を行う機会を広げていくための取り組みがあります。それが、令和5年度から始まった「千代田区オレンジサポーター」の育成です。
いくつかの研修を受けた頼もしい応援者が巣立ち、すでに多くの現場で活躍しています。

◆区の担当者の想(おも)い
「さまざまな機会をつくりたい」
在宅支援課 當山貴子さん

本紙2・3面で紹介した「実桜(みお)の会」は、まちの飲食店を活用することで、気軽に外出し、楽しい時間を過ごしていただく「機会」を創出できればとの思いから始めました。そして、認知症になっても自分らしく過ごされている姿を発信するため、実桜の会に参加しているご本人やご家族の意見も取り入れて認知症ガイドブックを作成しました。
認知症は誰しもがなる可能性があります。また、認知症に対する誤った知識を持っている方にも多く出会うことがあります。今回の広報紙を見るという「機会」を通じて、認知症への正しい理解が世の中に浸透していくことに期待しています。「認知症になったら終わり」という古い常識ではなく、「認知症になっても自分らしく生きていける」という新しい常識が世に広がるよう、私たちは、さまざまな「機会」を創出し、さまざまな「機会」に出会っていただけるよう力を尽くしていきます。

◆ちよだはあとブックス
9月は世界アルツハイマー月間です。書店や大学図書館などの協力を得て、認知症ガイドブックや関連書籍などの普及啓発コーナーを設置します。
日時:〜9月30日(土)
場所:千代田図書館(九段南1-2-1)、四番町図書館(三番町14-7)、共立女子大学・共立女子短期大学(一ツ橋2-6-1)、丸善お茶の水店(神田駿河台2-8瀬川ビル1・2階)など

■千代田区認知症サポート企業・大学認証制度
正しい理解を持ち、認知症の人を支える取り組みを積極的に行う企業・大学を「千代田区認知症サポート企業・大学」として認証しています。

◇認知症サポート企業・大学になりませんか
一人ひとりが地域でいきいきと過ごすためには、相互の助け合いが不可欠です。さまざまな立場の方の創意工夫を取り入れ、支援の輪を広げていくため、ぜひ力をお貸しください!

問合せ:在宅支援課地域包括ケア推進係
【電話】03-6265-6485

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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