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【特集】すぐそこにある危機~首都直下地震(2)

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東京都目黒区

■地震発生! その時、あなたは どこにいる?
地震は、いつ、どこで起こるのか予測できません。大きな揺れが起こった瞬間、どのような行動を取るべきなのか、シチュエーションごとに覚えておきましょう。

◆朝 その時、移動中だったら
電車・バスなどの中:手すりやつり革をしっかり握り、転倒を防止する。また、バッグなどで頭部を守る。
運転中:急ハンドル・急ブレーキを避け、ハザードランプをつけて、できるだけ安全な方法で道路の左側に車を止める。
歩行中:バッグなどで頭部を守る。塀やビルの壁際やガラス面、電柱、自動販売機などから離れる。

▽揺れが収まったら
・公共交通機関の場合は、乗務員の指示に従う
・運転中の車から離れる場合は、窓を閉めてドアはロックせず、鍵は付けたまま避難する
・外にいる場合は、公園などの広い場所や、頑丈な建物に避難する

▽危険!群衆なだれ
群衆なだれは、人が密集した空間で1人が倒れることで次から次へと人が転倒する現象。過去には死者が出た事故もあります。駅や建物などで、避難を急ぐ人が集中するととても危険です。群衆なだれを回避するには、冷静に様子を見て、われ先にと避難を急がないことが大切です。

◆昼 その時、会社や学校にいたら
オフィスや教室で:オフィスや学校では、机の下に入って身の安全を確保する。キャビネットや窓ガラスなどの倒壊にも注意する。
エレベーターの中:エレベーターの中では、揺れを感じたら全ての階のボタンを押し、最初に停止した階で降りる。

▽揺れが収まったら
・警備員や教師の指示に従って避難する
・避難時はエレベーターを使わない
・勝手に帰宅しない

▽帰宅が困難な場合
十分な情報のないまま、やみくもに帰宅することは危険です。まずは職場や学校、近くの一時滞在施設など安全な場所にとどまり、家族や自宅の状況を確認しましょう。帰宅を開始するのは、安全に帰ることができると確認できてから。職場や学校、施設の指示・誘導に従って行動しましょう。

◆夜 その時、家にいたら
リビングで:テーブルの下に入って身の安全を確保する。家具の転倒に注意し、退路を確保する。
キッチンで:食器や調理器具などがあるキッチンは危険が多いため、早く離れる。火をつけている場合もまずは身の安全を確保する。
就寝中:地震に気付いたら大きな家具から離れる。ベッドや机の下に入り、枕や布団を使って頭部を守る。
お風呂で:洗面器や浴槽のふたで頭部を守る。素早く扉を開け、退路を確保する。

▽揺れが収まったら
・退路の確認、家の被害状況を確認する
・スリッパや靴を履き、割れ物などによるけがに注意する
・テレビやラジオ、インターネットなどで正確な情報を得る
・避難する場合は、ガスの元栓を閉め、ブレーカーを落とす

▽避難する時の判断
避難所の受け入れ人数には限りがあり、避難所生活は想像以上に大変です。倒壊や火災延焼の危険がなく、居住できる状況であれば、在宅避難をしましょう。そのためにも、日頃から自宅で避難生活ができるよう、備えをしておくことが大切です。

◆災害時の行動を分かりやすくまとめた冊子があります「防災行動マニュアル」
防災センター、総合庁舎本館1階区政情報コーナー、地区サービス事務所(東部を除く)などで配布するほか、区HPでご覧になれます。

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