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特集 9月9日は救急の日救急医療の利用は正しい理解で適正に(2)

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栃木県宇都宮市

■Q救急患者が発生した場合は、すぐに救急車を呼ぶべき?
◆救急搬送の4割近くが軽症の患者
令和4年の本市の救急出動は2万4,684件、1日の平均は67.6件でした。救急搬送された人の4割近くの人が「入院を必要としない軽症の患者」です(下のグラフ参照)。
私たちにできる4つのこと(本紙14ページ参照)を参考に、救急車を適正に利用しましょう。

○傷病程度別搬送人員割合
(本市令和4年)

◆119番にかけるのはこんな時
・突然うまく話せなくなる。
・突然の激しい頭痛。
・胸が圧迫されるように痛む。
・意識や呼吸がない。
・交通事故や転落、転倒で強い衝撃を受けた。
・大出血をしている、血を吐いたなど。
119番にかけた時は、慌てず正確に、通信指令員の質問に答えてください。
※緊急時に、通報者が撮影した現場の様子を救急隊とリアルタイムで共有できる「Live(ライブ)119現場通報システム」をご活用ください。
ID:1021354

■救急車の適正な利用を
救急患者の症状(軽症・重症等・重篤の3段階)によって、救急医療機関が分かれています。
本紙の図を参考に、症状に合わせて、(1)電話相談(2)外来診療(3)救急搬送を適正に利用しましょう。

◆市救急医療体制
救急患者→(1)電話相談
○とちぎ子ども救急電話相談
急な病気やけがで心配なとき、家庭での対処法を看護師がアドバイス。
相談時間:
月~土曜日午後6時~翌日午前8時
日曜日・祝休日24時間
電話:♯8000携帯電話やプッシュ回線以外の場合は【電話】028-600-0099
○とちぎ救急医療電話相談
急な病気やけがに関する救急車要請の要否などを看護師がアドバイス。
相談時間:
月~金曜日午後6時~10時
土・日曜日、祝休日午後4時~10時
電話:♯7111携帯電話やプッシュ回線以外の場合は【電話】028-623-3344
○新型コロナ総合相談コールセンター
発熱などの場合で、かかりつけ医に連絡できないときに受診できる医療機関を知りたいとき。
相談時間:24時間
電話:【電話】0570-550-096

救急患者→(2)外来診療
軽症患者 初期救急医療機関(外来診療)
○夜間休日救急診療所
住所:竹林町968
【電話】電話028-625-2211

持ち物:健康保険証・こども医療費受給資格者証(高校3年生相当年齢まで)。
受付:診療終了時間の30分前まで。
休憩時間:正午~午後1時。午前11時30分までの受け付けにご協力をお願いします。
その他:症状が重い場合は、診療時間内であれば対応しますので、窓口スタッフに申し出ください。また、診察の結果、重症の場合には二次救急医療機関を紹介します。
▼転送

救急患者→(3)119番通報して救急搬送
重症等患者 二次救急医療機関(入院治療)
○病院群輪番制病院
曜日により、当番制で救急車を受け入れる病院。
・済生会宇都宮病院
・NHO栃木医療センター
・JCHO(ジェイコー)うつのみや病院
・宇都宮記念病院
・NHO宇都宮病院。
○その他の救急告示医療機関
12医療機関(令和5年4月1日現在)。
▼転送

救急患者→(4)
重篤患者 三次救急医療機関(高度医療)
○県救命救急センター(済生会宇都宮病院内)
心筋梗塞や脳卒中、頭部外傷など、重篤救急患者に専門的な治療ができる医療機関。

問合せ:保健所総務課
【電話】626-1103

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