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自治体の皆さまへ

「消費生活」情報コーナー 第19回(隔月)

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栃木県日光市

■エシカル消費を知っていますか
「エシカル」は、倫理的・道徳的という意味で、「エシカル消費」は、「あらゆる人や社会、地域や環境などに配慮した商品やサービスを選んで消費する」という考え方です。
日々の買い物をするときに、世界が抱える問題を考え、その問題を解決するために協力できる行動を選択することは「持続可能な開発目標(SDGs)」の取り組みとなります。

◇人・社会を守る消費
消費者にとって、値段が安いことは、購入を判断する大きな理由になります。しかし、あまりにも安すぎる製品の陰には、商品の価格を抑えるために安い賃金で働く人々がいます。
商品やサービスの裏に隠されたストーリーに思いを巡らせ、フェアトレード商品(※)や売上金の一部が寄附につながる製品、障がい者支援につながる商品を消費選択してみましょう。

※途上国で作られた製品などを、適正な価格で継続的に取引していると認証されている商品のこと

◇地域のための消費
「地域振興」は、買い物の大事な視点の一つです。地元の食材を選ぶことや地元の店で商品を買うことは、地元を応援する「地産地消」につながります。また、地域の伝統を未来につなぐために伝統工芸品を購入してみることも「地域のための消費」です。

◇環境を考えた消費
日々の暮らしの中で、「もったいない」と思うことはありませんか。食品ロスを減らす、資源保護の認証がある商品や二酸化炭素削減の工夫をしている商品を購入するなど、より良い地球環境のために一歩踏み出してみましょう。また、買い物のときにレジ袋の代わりにマイバッグを使いましょう。

◎「私が消費するものは少しだから」と思うかも知れませんが、皆さんの小さな消費が集まれば、社会に与える影響は大きくなります。買い物などを通して、無理なく取り入れられる範囲から、世界の未来を変えるためにエシカル消費を心掛けましょう。

問合せ:生活安全課 くらし安心係
【電話】0288-21-5112

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