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見守りそばネット事業

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栃木県日光市

―「気づき、つなぐ」、社会的孤立を防ぐために―

急速な高齢化や都市部への人口の流出、地域のつながりが希薄化してきていることなどを要因として、全国的に孤立死事案が発生しています。
また、ひとり暮らしの高齢者を対象とした消費者被害なども数多く報道されています。
このような状況の中、市は、地域社会の連携によって、支援を必要とする市民の「そば」で見守り活動を行い、地域で支えていく「日光市見守りそばネット事業」を行っています。

◆見守りそばネットとは?
見守り活動に賛同する民間の生活関連事業者などと協定を締結し日常の業務で異変を察知した場合、市へ通報するというものです。
市は通報を受けた場合、関係機関と協力して安否確認をしたり、必要なサービス提供につなげたりするなど、支援を行います。
また、市民や協力団体、協力事業所による推進協議会を設置し、会議や研修会を毎年開催しています。
情報共有を重ね、包括的なネットワークを構築していきます。

◆名前の由来は?
支援を必要とする人の「そば」でよい関係を築いていくという意味を込めています。
また、「そば」は昔から親しまれている食べ物であり、市の特産品でもあることから、「そば」のように細く長く続く取り組みにしたいと考えています。

◆見守り活動は、「向こう三軒両隣」の関係から
住み慣れた地域でこれからも元気に安心して暮らしていくために、地域の支えが必要となります。支援が必要な方への見守り活動は、公的なサービス(公助)だけでなく、顔見知りの助け合い・地域のつながり(共助)が大きな力になっていきます。また、地域での見守り活動は、防災対策や防犯対策、消費者被害への対策にも効果があります。
相手の気持ちを無視した一方的な「善意の監視」にならないよう、プライバシーの保護に注意し、思いやりや気遣いのある相互の「気に掛ける見守り」が大切です。

■こんな様子は危険信号です!
・玄関や郵便受けに新聞や配達物が数日間たまっている
・夜になっても庭先に洗濯物が干したままである
・屋内の電灯が点灯しない
・日中、電灯が点灯したままである
・窓ガラス越しに倒れている人の姿が確認できる
・その他、日常生活と明らかに様子が違う状況が見受けられる

◎異変に気づいたときは
・社会福祉課
【電話】25-3064
(夜間、土曜・日曜日は)
【電話】22-1111

※緊急時は
・警察署
【電話】110
・救急車
【電話】119

問合せ:社会福祉課 社会福祉係
【電話】0288-25-3064

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