文字サイズ
自治体の皆さまへ

試してみよう ベジチェック 野菜パワーで、元気と健康をチャージ!

3/15

栃木県真岡市

市内小中学校(西田井小、真岡東小、真岡小、久下田小、大内中)の児童262人が、令和4年10~12月に、栄養士指導のもと、ベジチェックを実施しました。子どもたちは、自己の測定結果を参考に、野菜をしっかり食べることの大切さを学びました。

▽小学校先生のコメント
学校給食では、張り切って野菜を食べる子が増え、野菜が残らなくなりました。子どもたちの意欲がうれしいです。

■真岡市民は、まだまだ野菜不足
令和4年度、市健康増進課ではベジチェックデーや健診結果説明会、各地区の地域づくり教室等、市内小中学校において、延べ3,797人のベジチェックを実施しました。その結果、野菜測定平均摂取レベルは5.85で、全国平均5.5をやや上回りましたが、国の目標レベルには1~2レベル不足しています。

▽推定野菜摂取レベルの分布(真岡市で測定した人)

▽推定野菜摂取レベル 国の目標は7~8です!

■ベジチェックってなぁに?
センサーに手のひらを押し当てて、約30秒で簡単に野菜摂取量を推定できる機器で、皮膚のカロテノイド量から野菜摂取量を推定しています。

▽カロテノイドとは
緑黄色野菜に豊富に含まれるリコピンやβカロテンなどの色素成分で、体に吸収されるとやがて皮膚にも蓄積(通常2~4週間)されます。

■真岡市民で不健康な人が増加中
真岡市では、脳卒中などの脳血管疾患で亡くなる方の割合が栃木県全体の平均より高く、芳賀郡内でも男女とも一番高い状況です。(右表参照)
また、令和4年度の市健診では、メタボ該当者は22.9%、糖尿病(HbA1c)が基準値以上の人は72.9%、高血圧の人は49.5%と各項目において国や県の平均値よりも高く、年々増加しています。

▽脳血管疾患の標準化死亡比(平成28年~令和2年)

▽標準化死亡比とは
国で定めた基準死亡率を基に対象地域の年齢構成などを加味した想定死亡数と、実際に死亡した人数の割合から算出する数値で、国の平均を100としています。

■野菜をたくさん食べるコツ
野菜には、肥満や生活習慣病の予防に役立つビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。野菜たっぷり、塩分控えめの食生活に切り替えましょう。
一日に必要な野菜摂取量は350g以上です。野菜をたくさん食べるコツとして、下記の項目を意識しながら、毎日、野菜の小鉢5~6皿を目安に野菜を取りましょう!
・朝昼晩、毎日野菜を食べる
・加熱調理でかさを減らす
・電子レンジを活用して手軽に調理する
・作り置きをする
・季節の野菜を食事に取り入れる
・家庭菜園で野菜を栽培してみる
・コンビニではサラダや野菜のお惣菜を1品付ける
・外食する際は、野菜が多く取れるメニューを選ぶ
・手軽に使えるカット野菜や冷凍野菜をストックしておく

問合せ:健康増進課健康づくり係
【電話】83-8122

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU