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Re:再 アフターコロナ。再び、見つめ直し、再び、始まる。(4)

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栃木県那須塩原市

■Re:discover 再発見
市民の想いを込めた道標(ビジョン)をつくり、市全体を盛り上げる魅力あふれた駅周辺の整備へ。
~那須塩原駅周辺の方向性を示したビジョンを策定~

那須塩原駅前を魅力的にすることは、本市、那須地域全体に大きな影響をもたらす。
我々は、観光客が駅周辺に来たくなることはもちろん、住民自身が考え、誇り、語れるエリアを目指していきたい。
多くの市民の思いや考え、発見やアイデアを形にした「那須塩原駅周辺まちづくりビジョン」を令和3年3月に策定した。

●有識者会議を立ち上げ基本方針決定
何かを決めるにも、大枠の方向性を決めなければゴールが見えてきません。渡辺市長1期目の公約事業として、那須塩原駅周辺の整備の方向性を検討する有識者会議を立ち上げました。
メンバーは、東京都市大学特別教授・涌井史郎(わくいしろう)氏をはじめとする学識経験者4名と渡辺市長。計8回の会議では、市内各所の視察、民間の開発事業者へのヒアリングなどを行いながら、いろいろな角度から議論が交わされました。この会議結果は、最終的に目指すべき姿を議論するための基本方針としています。

●さまざまな手法で市民意向を反映
コロナの感染拡大が懸念される中でも、市民の皆さんとともにさまざまな検討を行いました。
主なものとして、市民の意識・意向を把握するためのアンケート調査、市民を中心とした懇談会での議論、コロナ禍で新たに取り入れたオンラインワークショップ・グループインタビューなど。場面場面で出た意見を踏まえながら、まちづくりビジョンの策定につなげることができました。

●策定プロセス
[ ]は、いずれも実施年月を示す。

▽那須塩原駅周辺まちづくりビジョン有識者会議
[R1.10~R3.3]
渡辺市長1期目の公約事業の1事業である「那須塩原駅周辺まちづくりビジョン策定事業」において、那須塩原駅周辺まちづくりにおける方向性を明らかにするため、有識者会議を設置。計8回の議論を経て、那須地域全体を俯瞰し、那須塩原駅周辺の現状、あるべき姿などを報告書としてとりまとめた。まちづくりビジョンを検討する上での基本方針となる。

▽那須塩原駅周辺まちづくりビジョン市民懇談会
[R2.8~R3.1]
那須塩原駅周辺まちづくりビジョンの策定に当たって、市民の意見や提案を反映するため、市民、事業者、学識経験者、各分野の地縁団体などで組織する懇談会を設置。おのおのが思い描く駅周辺のあり方を計3回議論し、ビジョンの素案に反映。

▽那須塩原駅周辺まちづくりビジョン市民意識調査・アンケート
[R2.9~10]
高校生2,470人、15歳以上の市民2,000人をそれぞれ対象としたアンケートを実施。現状の駅周辺に感じる印象や思い描く駅周辺の将来像などに関する市民の意識を把握し、市民懇談会での議論やビジョンの素案を検討する上での基礎資料として活用。

▽那須塩原駅周辺まちづくりビジョン
オンラインワークショップグループインタビュ」
[R2.11]
市民の描く駅周辺の将来像を練り上げることを目的に、グループ討論型のワークショップとグループインタビューを宇都宮大学と連携して開催。「ロータリーから500メートルは車侵入禁止」「駅前広場や道を使ってプレミアムフライデー」など、ユニークかつ具体的な意見が出ていた。

▽那須塩原駅周辺まちづくりビジョンパブリックコメント
[R2.12~R3.1]

▽那須塩原駅周辺まちづくりビジョン
令和3年3月策定

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