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令和6年度 施政方針(2)

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沖縄県本部町

■令和6年度 重点施策の概要

◆第2に、「住民生活の環境整備等について」申し上げます。

◇1点目に、「生活道路の整備」について、申し上げます。
新規の道路整備および既存道路の維持管理は、本町で生活する町民、ならびに観光客など、すべての人々に恩恵をもたらす重要な施策であります。

まず、沖縄振興公共投資交付金を活用した町道健堅石嘉波線については、今年度で全線開通に向けて事業を実施いたします。本路線は町道健堅本部落線と国道449号を繋ぐ新たな道路であり、今後、健堅・崎本部地域の利便性向上とさらなる地域振興につなげてまいります。

北部振興事業を活用した2つの町道についても、着実にその整備を推進いたします。
ひとつ目の上本部学園線については、用地・補償契約等、関係する手続きに目途がついてきたことから、今年度から工事着工いたします。
ふたつ目の満名本線については、現在、新しい満名橋の橋台を施工しております。今年度は既設橋の撤去を進めながら、用地・補償契約等に目途がついた区間についても工事着工していく予定であります。

◇2点目に、「住宅団地の整備および移住・定住促進」について、申し上げます。
定住人口の確保のためには、住宅団地の整備が喫緊の課題であります。令和5年度は、北部振興事業を活用して、瀬底第3団地の整備に着手いたしました。令和6年度中での完成にむけて工事を進めまいります。
また、今後においては、老朽化した町営住宅の更新についても計画的に進めてまいります。

移住・定住に関しては、新たに国の地方創生移住支援事業を活用し東京圏からの移住者に対する移住支援を展開してまいります。
また、町独自の事業として新たに「もとぶ子育て世帯転入支援事業」を創設し、町外から本町への移住促進を図ります。
更に、定住促進についても、新たに町独自の事業として、空き家を活用した定住促進事業も創設、展開してまいります。
また、未利用町有地を活用した官民連携による子育て支援住宅の整備にも積極的に取り組み、定住人口の確保に努めてまいります。

◇3点目に、「港湾整備」について、申し上げます。
本部港は、本町のみならず北部地域の人流と物流の拠点として重要な港湾となっております。
周辺離島との定期航路、ならびに鹿児島、東京・大阪の定期航路により、沖縄県全域の人流と物流を扱っております。今後とも本部港が担う役割が大きくなっていくものと期待しております。
また、大型クルーズ船を受け入れるための岸壁が令和5年台風6号により、被災しその災害復旧事業が県により着手されております。ふたたび大型クルーズ船の受け入れが可能となるように、引き続き、沖縄県と連携し、港湾管理の強化を含めた港湾整備に努めてまいります。

◇4点目に、「町道など生活道路の補修等」について、申し上げます。
現在、町単独事業として、「もとぶ環境美化事業」を実施し、各行政区による環境美化、安心安全な地域づくりの取り組みを支援しています。引き続き、地域住民が道路の維持管理に参画する仕組みを作りあげてまいります。
さらに令和6年度は大浜旧県道の舗装の一部打換え工事を実施するなど、町道の維持管理及び改善、強化をしてまいります。
また、一括交付金を活用した「もとぶ観光地クリーンアップ事業」により、令和5年度は、町道及び農道19路線の美化作業を実施してまいりました。令和6年度も引き続き同事業を実施し、道路の維持管理・美化に努めてまいります。

◇5点目に、「地域防災力の向上」について、申し上げます。
近年多発している自然災害等に迅速かつ的確に対応出来るよう、地域における防災力の向上を図るため、令和6年度から新たに地域の防災リーダーの育成に取り組みます。防災リーダーには防災士資格の取得に要する費用の補助を行い、自助・共助による防災及び災害対応を促進し、防災力の強化に取り組みます。

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