文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】1秒でも早くー救いたい命がある限り(2)

4/34

沖縄県那覇市

■救急隊の1日に密着
(※詳しくは本紙をご覧ください。)

◇START[8:30]勤務交替・資器材の確認
前の隊と勤務を交替し、資器材に問題がないかチェックします。

◇[9:40]全体会議
引継ぎ事項や注意点などについて確認し、各隊の報告等を共有します。

◇[10:20]出動
地図で場所を確認し、現場へ向かいます。

◇[12:00]昼食
署内の食堂でお昼ご飯。食堂には調理場も併設されています。

◇[12:20][14:00][16:00]出動
お昼休憩時に通報があり、現場へ急行。

◇[17:00]車両点検
電気系統に問題がないか確認します。

◇[22:00]~[5:30]休憩・仮眠
通報があった際にすぐに出動できるよう制服のまま仮眠します。今回は昼間6件、夜間9件の出動がありました。

◇[7:30]救急車の清掃
車体・車内をキレイにします。

◇FINISH[8:30]勤務終了
次の隊へ交替し、1日の勤務が終了!

■教えて、レスキュー QandA
◇Q1.勤務体制はどうなっているの?
A:3人1組の隊を組み、3交替制で勤務。1日勤務(24時間)し、2日休みを繰り返します。

◇Q2.出動がないときはどうしているの?
A:出動後の報告書作成や救命訓練等を行っています。

◇Q3.運転中に緊急走行中の救急車を見つけたら?
A:なるべく道路の端に車を寄せ一時停止をお願いします。交差点付近の場合は、交差点へ進入せず一時停止をお願いします。救急隊員が指示することもありますので、窓を開けて音が聞こえるようご協力お願いします。
(※詳しくは本紙をご覧ください。)

■[Interview]現場を支える人々
◇1秒でも早く駆けつけるために
・指令情報課 指令員 生盛 義人(せいもり よしと)さん
消防局指令情報課では、市内すべての119番通報を受理しています。
本市は、多いときに1日100件以上の119番通報がありますが、約7割が救急要請です。通報者から傷病者の容態や住所などを聞き、現場近くの救急車を出動させています。また重症と判断した場合は、消防ポンプ車の連携出動、ドクターカーへの要請、救急車が到着するまで通報者に、傷病者の体位管理や心臓マッサージなどの心肺蘇生法の口頭指導を行っています。
これからも、救急通報を受理する最初の窓口として、聞き取りをしっかり逃さずに行うことを心がけ、1秒でも早く救急隊が傷病者のもとに到着できるよう日々努めてまいります。

◇適切かつ迅速な対応を
・中央救急隊 救急隊長 津波古 典子(つはこ のりこ)さん
大学生の頃、父の病気などの経験から、自分の体力を活かして医療に携われることのできる職業につきたいと思い、今の職に就きました。今年から救急隊長として、頼もしい隊員のサポートもありながら日々奮闘しています。
1日に十数件の出動指令がかかることもありますが、命を預かる者として、傷病者の方の状態を的確に判断し、適切な病院へ搬送することを第一に、また、そのご家族が安心できるように相手に寄り添うことを心がけています。
命と接する責任ある仕事ではありますが、1人でも多くの方を助けるために、命のバトンを医療機関へ的確に引き継げるよう走り続けたいと思います。

問合せ:救急課
【電話】867-1199

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU