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「認知症になっても安心して暮らせる社会を」9月21日は世界アルツハイマーデーです

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滋賀県近江八幡市

毎年9月は「世界アルツハイマー月間」、9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。この日を中心に、世界中で認知症への理解を呼びかける活動を行っています。本市でも「高齢・認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」を目指し、地域での認知症啓発に取り組んでいます。

◆オレンジサポーターによる認知症啓発を実施
オレンジサポーターは、市の認知症サポーター養成講座を受講後、紙芝居を使って認知症に関する啓発を実施するボランティアです。小学校や自治会、老人会など地域の身近なところで認知症の啓発をしています。
・認知症の人も家族も安心して暮らせる近江八幡市になるといいな

◆「企業での認知症啓発」アル・プラザ近江八幡での取り組みをご紹介します
株式会社平和堂では、認知症への理解を深めるため基本的な知識や応対を習得することや、認知症を地域課題として捉え、地域とのつながりやご家族とのかかわりを含め、広い視野で認知症を捉えることができるよう、昨年10月から順次、全従業員を対象に認知症サポーター養成講座を受講されています。
今回は、アル・プラザ近江八幡での取り組みについて伺いました。

講座を受講して、私自身、認知症はすべての人がなりうる病気であること、自分や家族がなるかもしれないということを再認識しました。店舗でも、認知症と思われる人と接する機会が増えてきています。同じものばかり購入し困っているお客様や、レジでの支払方法が分からず時間がかかるお客様もおられます。自分の後ろに長い列ができると委縮したり、おどおどされたりすることもあります。また、計算が苦手になることもあるので、お札で支払うことが多くなり、財布の中が小銭でいっぱいになってしまったり、季節にそぐわない服装をされていることもあります。従業員からは講座を受講後、「これまで見過ごしていたかもしれないお客様の様子に気付けるようになった」などさまざまな声を聞いています。
アル・プラザ近江八幡では、お客様に安心・快適にご利用いただけるよう、有人レジを増やすなどの工夫をしていきたいと思っています。
・あせらずゆっくり自分のペースでお会計することができる「かめさんレジ」を全店に設置予定。

◆「もっと知ろうもっと語ろう認知症」世界アルツハイマーデー記念講演会
参加無料、要予約
より多くの人に認知症のことを知っていただく機会として、医師の松本一生さんをお招きし、認知症に関する講演会を開催します。ぜひご参加ください。
日時:11月12日(日)午後1時30分~4時
場所:ひまわり館
定員:100人
申込方法:電話で申し込みください。
予約開始日:9月4日(月)から
・今回は「これからの認知症への医療と対応」についてお話します!

◆もしかして認知症?と思ったら
こんな症状はありませんか?次の「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」をやってみましょう。
※チェックリストは本紙をご確認ください

▽20点以上の場合は、認知機能や社会生活に支障が出ている可能性があります。
加齢によるもの忘れなのか、認知症によるものなのか、判断するのが難しいことも多くあります。もの忘れで気になる症状がある場合には、かかりつけの医療機関や相談機関にご相談ください。

◆もの忘れ相談会を実施しています
相談無料、要予約
日時:11月16日(木)
午前の部/午前9時~11時30分
午後の部/午後1時30分~3時30分
場所:ひまわり館
対象:本市市民で、初めてこの相談会に参加される人
※過去に参加された人には、別日をご案内します。
内容:タッチパネルでの検査(認知症の診断ではありません)、個別相談
申込方法:電話で申し込みください。

◆「認知症の相談もできます」地域包括支援センターをご利用ください
地域包括支援センターは、いつまでも住み慣れた地域で生活ができるように支援するための高齢者の総合相談窓口です。社会福祉士やケアマネジャー、保健師などの専門職が、身体の弱りや介護に関する悩み、福祉医療に関するさまざまな相談を行っています。

申込み・問合せ:長寿福祉課
【電話】31-3737【FAX】31-3738

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