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【復旧復興状況(豪雨災害から3年)】被災事業者の再開状況

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熊本県人吉市

令和2年7月豪雨で被災した市内の事業者905社のうち、再開した事業者は756社、廃業した事業者(休業含む)は149社です。再開した756社のうち、令和4年6月からの1年間で再開した事業者は17社で、その多くは飲食業でした(令和5年6月1日現在・人吉商工会議所調べ)。
被災した施設などの復旧経費を支援するなりわい再建支援については、熊本県や人吉商工会議所、人吉しごとサポートセンターをはじめ関係機関と連携し、これまでに合計299件のなりわい再建支援補助金が採択され、被災した事業者の施設などの復旧も着実に進んでいます。しかし、現在もさまざまな事情で再建ができない事業者もあることから、引き続き国、県、関係機関と連携しながら、事業者の意向を踏まえたきめ細かな支援をしていきます。
※詳しくは本紙をご確認ください。

■[Pick UP 01]人吉コンテナマルシェ
◇気軽に入れて楽しめる空間にリニューアル
被災事業者の復興支援とまちなかのにぎわい創出のため、人吉商工会議所が令和3年1月に開設。令和4年1月末で一旦閉店しましたが、まちなかのにぎわい創出の拠点や事業者支援や創業支援の場として7月4日にリニューアルします。開設当初からの店と新規店を含めた5つの店舗は各コンテナ内での飲食が可能です。
また、さら地となった土地の利活用を探る社会実験として令和4年3月から市が取り組んでいる「人吉紺屋町HITONOWAマーケット」を、引き続き同マルシェを中心に定期的に開催する予定です。

■[Pick UP 02]紺屋小町
◇焼肉店、カフェ多彩な飲食店が集結!
被災前、夜の繁華街としてにぎわっていたまちの中心部ににぎわいを取り戻そうと、地権者らが合同会社を立ち上げ令和4年に開業。食の魅力発信拠点として7店舗分のテナントスペースがあり、現在、焼肉店や居酒屋、カフェなど5つの店舗が営業しています。
敷地内には、誰でも自由に利用できる休憩所やイベントなどに利用できる広場や駐車場があり、さまざまな使い方ができるのも魅力です。

■[Pick UP 03]肥後銀行人吉支店 賑(にぎ)わい創出スペース
◇カフェや展示スペースとして開放中
肥後銀行人吉支店は被災後、1階にあった窓口などを3階に移し、災害からの復興と地域活性化の拠点として1階に「賑わい創出スペース」を開設。
展示スペースや誰でも自由に利用できる休憩スペースのほか、コーヒーやランチを楽しめるカフェ・まめこやがテナントとして入っています。

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