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自治体の皆さまへ

叙勲

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熊本県宇城市

おめでとうございます。
永年にわたる功績は市民の誇りです。

掲載の承諾を頂いている皆さんをご紹介します。
※この他の受章者は本紙およびPDF版をご覧ください。

■令和5年 春の叙勲
◇旭日双光章
・地方自治功労
長谷 誠一(ながたに せいいち)さん(81)
小川町

経歴:平成10年の初当選以来、通算24年、町・市議会議員として地方自治の発展に貢献。市議会議長も務め、主に農業振興などに尽力。現JA熊本うき柿部会長。

コメント:今回の受章と議員を長きにわたり務められたのは、私を支え、送り出してくれた家族、地域の人たちのおかげです。「あなたの声に一生懸命。」を信念に、地域に出向き、たくさんの人の声を聴いて、市民の代表として議会で発言してきました。若い人が地域に残れるようにとの思いで、議員になって初質問した宇城氷川スマートインターチェンジが実現できたことは感慨深いです。

◇旭日双光章
・保健衛生功労
齊藤(※) 忍(さいとう しのぶ)さん(72)
※「齊藤忍さん」の「藤」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙P8をご覧ください。
松橋町

経歴:昭和47年診療放射線技師となり、結核予防会熊本県支部に入職。住民検診などに従事。平成2年から熊本県放射線技師会の理事、会長などを歴任し現在監事。

コメント:受章式で天皇陛下に「お仕事は何をされていましたか。」とお声掛けしてもらい、とてもうれしかったです。県放射線技師会会長のときに東日本大震災が発生。福島で線量測定の派遣要請があり、会員へ協力をお願いし派遣しました。普段の仕事の傍ら、同会の役員として研修などを主催し、会員の知識向上や育成を進めました。今後も恩返しの思いで、皆さんへ貢献していきたいです。

◇瑞宝小綬章
・教育功労
池田 雅明(いけだ まさあき)さん(72)
松橋町

経歴:昭和52年、松橋東養護学校で教諭となる。平成24年に熊本養護学校長として退職するまで主に各地の養護学校などで児童、生徒の特別支援教育に尽力。

コメント:県内各地の養護学校で、先生や保護者、地域の皆さんと、障がいのある子の教育環境の向上に努めてきました。退職の年の卒業式で生徒から「この学校に来て良かったです。」と言われ、3年間の学校生活での成長ぶりにとても感動し、教職に携わっていて良かったと実感しました。この度の受章を自覚し、健康で家族、地域を大切にしながら、笑顔で過ごしていきたいと思います。

◇瑞宝双光章
・教育・保育功労
島村 繁子(しまむら しげこ)さん(76)
松橋町

経歴:光徳幼稚園で3年、豊福保育園9年2カ月間教諭として勤務した後、昭和56年にまこと幼稚園を設立。41年間まこと幼稚園の園長を務めている。

コメント:叙勲を頂きとてもうれしく思います。この道に進むきっかけをくれた家族に感謝いたします。現場の教諭を経て園長となるまで、ただただ子どもたちのことを思い、幼児教育に取り組んできました。今まで「子どもたちが喜んでくれる園」を目指して長年にわたり続けてこれたのは、先生、職員、保護者の協力があってこそと思います。今後も子どもたちのことを考えながら頑張ってまいります。

■第40回危険業務従事者叙勲
◇瑞宝双光章
・防衛功労
井本 孝喜(いもと こうき)さん(61)
小川町

経歴:昭和55年陸上自衛隊入隊。北熊本駐屯地第42普通科連隊に配属後、沖縄第1混成群(こんせいぐん)、自衛隊熊本病院に勤務。輸送班長、庶務文書班長を務め国家安全に尽力。

コメント:入隊当初の訓練、熊本、沖縄での災害派遣などは、今でもよく覚えています。今回の受章は素直にうれしく感じますが、家族、職場の支えがあったからこそです。自衛隊の仕事は厳しい環境下で必死でした。特に輸送班長時代の仕事は調整の難しさ、楽しさを学びました。今後も予備自衛官として訓練に参加し、地域でも副区長として微力ながら地域活動をお手伝いできればと思います。

◇瑞宝双光章
・防衛功労
小川 和之(おがわ かずゆき)さん(61)
松橋町

経歴:昭和53年、陸自少年自衛隊入隊。同57年3等陸曹に任官。主に佐賀県内の駐屯地に配属。車両整備を皮切りに部隊の運用に関わる業務に携わり、国防に尽力。

コメント:業務を全うできたのは、妻をはじめ家族や上司、同僚などの理解と支援があったからです。特に東日本大震災では、宮城県の気仙沼市などで40日以上、早朝から深夜まで毎日現地を巡回する大変な業務でしたが、使命感を持って被災者支援に当たりました。現在、仕事をしながら予備自衛官にも所属しています。有事のときは、これまで培ってきた経験を生かせればという気持ちです。

◇瑞宝双光章
・警察功労
堀田 和夫(ほりた かずお)さん(74)
松橋町

経歴:昭和43年、熊本県警察官を拝命。平成23年に退職するまでの大半を道路の安全施設の整備などを行う交通部門に所属し、各警察署や県警本部で活躍。

コメント:印象に残っていることは、平成11年に開催された熊本国体です。天皇陛下らが行幸され、開催の1年前から車列ルートの調査、熊本の警察官300人の警衛(けいえい)の配置計画を練りました。当日は同僚と2人で指揮。緊張感のある業務で、完了後は安堵(あんど)したことを覚えています。同期2人が殉職する悲しいこともありましたが、42年間を無事に乗り越えられたことは、何よりの喜びです。

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