たまなの話題(1)

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■大阪でトップセールス会議を開催!
玉名野菜振興協議会　トップセールス
2月3日、大阪市で玉名市野菜振興協議会(玉名市、JAたまな、JA大浜)の各代表者と関西圏市場関係者の代表者によるトップセールス会議が開催されました。会議では産地である玉名市から野菜生産状況、販売実績、今後の生産販売計画などを報告。市場関係者からは消費地の販売状況の報告などがありました。また、より一層の消費拡大を図るため、意見・情報の交換を実施。会場内には玉名市の農産物を設置し試食に供するなど、野菜のPRも同時に行いました。
また、2月4日には、大阪市内にある「大阪中央青果株式会社」を表敬訪問後、「社会福祉法人四恩学園」を慰問。玉名市の特産品であるイチゴ、トマトなどを贈呈しました。

■文化財の保存と防災能力向上のために
文化財防火デーに伴う防火訓練
昭和24年1月26日に法隆寺(奈良県斑鳩(いかるが)町)の金堂が炎上し、壁画が焼損した事件は当時国民に強い衝撃を与え、火災など災害による文化財保護の危機を深く憂慮する世論の高まりを受け、昭和25年に「文化財保護法」が制定。その後、文化財保護の普及啓発活動が行われるようになり、その一環として昭和30年に文化財保護委員会(現文化庁)と国家消防本部(現消防庁)が1月26日を「文化財防火デー」と定め、全国的に文化財防火運動を展開。本市もこの趣旨にのっとり、文化財の所有者、管理者、市民への防災に対する認識を深め、初期消火により被害を最小限に防ぐなど、文化財の保存と防災能力の向上を目的として毎年防火訓練・防火査察を実施しています。
今回は、玉名市指定天然記念物「安養寺(あんにょうじ)のソテツ」と玉名市登録有形文化財「阿弥陀三尊像(あみださんそんぞう)　附(つけたり)　転法輪堂扁額(てんぽうりんどうへんがく)」を所有する安養寺にて、3月8日に防火訓練を行いました。本来なら文化財防火デーである1月26日に合わせて実施すべきところ、新型コロナの感染拡大時期を避けて3月に実施。玉名市文化財保護審議会委員6人による指定文化財の確認後、消防署職員の立ち合いのもと、住職をはじめ安養寺職員が通報、初期消火、避難者の誘導、文化財の避難をしました。防火訓練後には、消火器を使った消火訓練、また、消防署職員による立ち入り検査が行われました。

■高校生に正しい交通ルールとマナーを啓発
玉名地区高等学校交通マナーアップ委員会　令和4年度交通安全功労者表彰受賞
交通安全の確保と交通安全思想の普及に貢献し、顕著な功績のあった個人、団体、市区町村を交通対策本部庁(内閣府特命担当大臣)が表彰する交通安全功労者表彰。今回で52回目を迎えます。
地域社会における交通安全思想の普及または交通安全の確保に特に顕著な功績によって、令和4年度の団体表彰にて「玉名地区高等学校交通マナーアップ委員会」が受賞しました。同委員会は、高校生に正しい交通ルールとマナーを身に付けさせ、交通安全意識を高揚させて、将来の安全なドライバーの育成と交通事故防止を図ることを目的にさまざまな活動を行っています。同委員会の発足は、平成4年に玉名管内高等学校6校(平成29年3月南関高校閉校のため現在5校で活動)が、上記の目的のため設立され、生徒の私財により交通安全運動を30年の長きにわたって活動を続けています。活動は多岐にわたり、単車や自転車の点検、自転車ヘルメット着用の呼び掛け、交通安全標語・作文・ポスター作成による啓発活動などを行っています。
受賞を受け、代表者の田中(たなか)さんは「地域の安心・安全について、これからも教えていくとともに、自分自身も学んでいきたい」と今後の抱負を語りました。

■独自の発想と技術で安全運転に貢献
鳴瀬益幸さん　第9回「ものづくり日本大賞」受賞
このたび、ナルセ機材有限会社代表取締役の鳴瀬益幸(なるせますゆき)さんが第9回「ものづくり日本大賞」九州経済産業局長賞を受賞することになりました。「ものづくり日本大賞」は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するもので、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携して平成17年から開催し、今回で9回目を迎えます。
「独自の発想と技術で、車のアクセルとブレーキの踏み間違い事故を無くす製品(ATワンペダル)の開発」による受賞を受け、鳴瀬さんは「この技術を多くの人たちに活用してもらうことで、車の安全運転に貢献していきたい」と抱負を語りました。

*ATワンペダルとは：踏み間違いを防ぐためアクセルとブレーキを一体化させたペダルで、足を右に傾けるとアクセル、踏み込むとブレーキがかかる仕組みです。