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【特集】スポーツ いいね!(5)

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神奈川県厚木市

【夢を追いかけて・2】

■走る楽しさを胸に
立教大学 陸上競技部
木島 陸さん(19)
プロフィル:2004年生まれ。戸室小・南毛利中学校出身。相洋高校(小田原市)卒業。20年には高校駅伝神奈川県大会総合優勝や全国都道府県対抗男子駅伝競走大会の県代表エントリーメンバーに選出。5000メートルの自己ベストは14分22秒76。

8月の早朝、ストレッチを終えた木島陸さんは、リズム良く荻野運動公園の外周コースに走り出していきます。「今の目標は箱根駅伝で走ること。まずは、10月の予選会のメンバーに入って、いい記録を出したいです」と朗らかな表情で語りました。

▽一歩一歩着実に
走ることに興味が湧いたのは、小学5年生の時。習っていた柔道の体力作りで走るうちに、楽しさを感じるようになりました。中学校では、長距離種目を走りたくて陸上部に入部。練習を重ねるとタイムも良くなり、さらに成長するために陸上競技が盛んな高校に進みました。高校では、朝練のために5時40分に家を出て、21時頃に帰る日々。「強くなりたくて進学したので、辞めたいと思ったことは一度もなかった」と話す木島さん。森や丘など、自然な起伏があるクロスカントリーコースなどでトレーニングを重ね、全国高校駅伝競走大会で走れるほどに成長しました。
自身の強みは、けがが少ないことと話す木島さん。「陸上を始めてから大きな故障がなく走れていて、毎日の積み重ねで少しずつ成長してきた。今は走っている際に足を痛めないよう、足元にも気をつけている」と話します。

▽目の前の目標に向かって
順調に成績を残した木島さんですが、大学で陸上を続けるか悩んだ時期がありました。「今も続けているのは高校の顧問のおかげ。『大学でも続けてほしい』と説得してくれたことに感謝している」と振り返ります。大学の練習は1日で30〜40キロ走ることもあり、高校に比べて練習量が増えましたが「今でも走るのは楽しい。何が楽しいのかは、まだ分からないけど」と笑顔を見せます。走る楽しさを胸に秘める木島さんは、箱根駅伝で走る目標に向かって今日も走り続けます。

■厚木市ゆかりのスポーツ選手
過去に広報あつぎで取り上げた選手を紹介します。

・北京五輪出場 スノーボード 大塚健さん
・車いすバスケ 鈴木百萌子さん
・テニス 青山修子さん
・ラグビー 中丸彩衣さん
・野球解説者 元プロ野球選手 多村仁志さん
・東京五輪金メダリスト 元ソフトボール選手 山田恵里さん
・プロボディボーダー 我孫子咲良さん

▽野球
・井上広輝さん
・竹下瑛広さん
・田中広輔さん
・田中俊太さん
(50音順)

▽サッカー
・岡﨑亮平さん
・真田幸太さん
・ジャーメイン良さん
・田中桃子さん
・永里亜紗乃さん
・永里源気さん
・永里優季さん
・茂庭照幸さん
(50音順)

■選手を応援しよう
▽全国大会等出場奨励金
対象:公共団体などが主催の全国・国際大会に出場する市内在住の個人または市内で活動する団体
助成額:
[個人]
・国内…5000円
・国外…2~5万円
[団体]
・国内…1~5万円
・国外…4~10万円
※大会のレベルや団体人数によって異なる。
申込み:申請書と必要書類を直接またはEメールで、スポーツ推進課へ。
【メール】8850@city.atsugi.kanagawa.jp
※市出身のスポーツ選手の情報を市HPで公開。

問合せ:スポーツ推進課
【電話】225-2531

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