文字サイズ
自治体の皆さまへ

[特集]令和4年度決算報告「ポストコロナへ進む1年」(2)

2/29

神奈川県平塚市

■歳入歳出の決算状況
一般会計は、1005億7972万円の歳入に対し、962億7022万円の歳出でした。令和5年度に繰り越した事業の財源を差し引いた実質収支は、前年度より1億2404万円増え、34億5447万円の黒字でした。

◇一般会計 歳入 1,005億7,972万円

◇一般会計 歳出(性質別) 962億7,022万円

◆一般会計
福祉・環境・教育・防災など、全ての人の暮らしに欠かせない分野に関わる事業の収支を表します。

◇歳入 5・5パーセント減
経済回復もあり、自主財源である市税が増収したものの、子育て世帯への臨時特別給付金関連の国庫支出金などが大幅に減少。相模小学校移転整備事業の完了に伴う市債の減少などにより、総額で前年度より58億3015万円減少しました。

◇歳出 5・7パーセント減
歳出では人件費や公債費が増加しているものの、令和3年度で大型事業が完了したことから、投資的経費が大幅に減少。見附台周辺地区整備事業や子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の減少などにより、総額で前年度より57億9975万円減少しました。

・人件費(1・7パーセント増)
市職員の給与や手当、退職金などの費用です。人事院勧告を踏まえた勤勉手当などの増により、前年度より2億7606万円増加しました。

・扶助費(10・6パーセント減)
児童手当の支給や保育所の運営、高齢者や障がい者への給付費、生活保護費の支給などの費用です。子育て世帯への臨時特別給付金など臨時給付金が減少したことにより、前年度より33億2382万円減少しました。

・公債費(8・3パーセント増)
市債の元利償還や一時的な借り入れをした場合の支払利息にかかる費用です。前年度より4億8284万円増加しました。

・投資的経費(52・5パーセント減)
公共施設の整備などにかかる費用です。相模小学校移転整備などの大型事業が完了したことにより、前年度より62億6104万円減少しました。

◆特別会計
特定の事業をするために、一般会計とは区別して運営している会計です。五つの特別会計の合計は、歳入は907億1258万円で、前年度より144億9053万円(19・0パーセント増)増加。歳出は888億8173万円で、前年度より145億3822万円(19・6パーセント増)増加しました。実質収支は、合計で18億3085万円の黒字でした。

◇競輪事業
KEIRINグランプリ2022を含めて58日間、競輪を開催し10万5854人が来場しました。一般会計に4億5000万円繰り出しています。

◇国民健康保険事業
一般会計から19億8741万円を繰り入れました。歳入に占める保険税収入額の割合は21・9パーセントでした。被保険者1人当たりの保険給付費は34万1654円でした。

◇介護保険事業
一般会計から32億6593万円を繰り入れました。第1号被保険者(65歳以上の方)からの保険料は49億326万円で、歳入に占める保険料の割合は21・7パーセントでした。

◇後期高齢者医療事業
一般会計から8億1262万円を繰り入れました。歳入に占める保険料の割合は、74・9パーセントでした。

・特別会計の歳入と歳出
単位:万円

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU