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自治体の皆さまへ

[特集]夜景を楽しむ七夕(2)

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神奈川県平塚市

◆未来を見据えて
第69回の開催時に策定された「安心・安全な開催を目指す湘南ひらつか七夕まつり運営指針」。法令やマナーの順守・環境への配慮など、歴史ある祭りを続けていくためのルールが明文化されました。同まつり実行委員会でマナーアップ委員長として取り組んでいる常盤卓嗣さんに話を聞きました。

七夕まつりのイメージアップのため、令和元年にマナーアップ委員会を立ち上げました。過去の開催では、若者が深夜まで残ったり、来場者が七夕飾りを壊したりなんてことがありました。そういった悪いイメージでメディアに取り上げられてしまう状況にあったんです。みんなにマナーを守ってもらうには一定のルールが必要でした。そこで警察と相談しながら、自分たちでルールを示していくことにしたんです。明文化したルールは常識的なマナー。露店などを出す人もお客さんも、節度を守って楽しんでもらいたいです。

◇クリーンなお祭りに
第70回開催を節目に、ガラッと変わった雰囲気を見て、イメージを変える良い機会だと思いました。少し客層が変わって、子ども連れの家族が今までより多く来てくれていましたね。終わってからの道路も本当にきれいで。昔はごみが落ちて臭いもしてどうしようもなかったんです。第69回開催で約60トンもあったごみの収集量は、第70回開催では1.5トン。飲食を商店街のお店の中で楽しんでもらったことで、まちに出るごみが少なかったんだと思います。商店街の飲食店ガイド(2次元コード(本紙P3参照))をリニューアルしたので、ぜひ活用してお店での食事も楽しんでほしいですね。
規模や時間を縮小した前回を終えて、やはりさみしいという声もありました。今回は夜景を楽しめるよう午後8時までにしたり、拠点を一つに集約して露店などを復活させたりします。
子どもの手を引いて歩ける、安心・安全でクリーンなお祭りに。みんなに良くしようという思いがないと実現は大変なんです。「今年も良いお祭りだった」と毎年言えるといいですね。伝統を守りながらも続けるために、今後も良い変化を取り入れていきます。

◆私たち織り姫も七夕を盛り上げます
第71回湘南ひらつか織り姫は、6日・8日は市中訪問で市内各地を巡り、7日はパレードの先頭で踊ります。

・秋葉於里音(おりね)さん
華やかで希望に満ちあふれる七夕まつりが大好きです。伊勢原市在住で、幼い頃から平塚に住んでいる祖父母と訪れるのが毎年の楽しみでした。露店に行くのも昔から楽しみの一つで。今年から露店やイベントが、形を変えつつ復活するのも楽しみにしています。きれいな七夕飾りなどの伝統を守りながら、進化し続けるこのお祭りの魅力を発信していきたいです。

・大場愛紘(まひろ)さん
七夕まつりでは毎回、平塚の皆さんの温かさや優しさを感じてきました。飾りはもちろん、七夕おどりも楽しみにしています。幼稚園の頃から毎年ずっと踊ってきたので、今年は織り姫としてパレードで踊れるのをうれしく思います。コロナ禍で縮小されていた七夕まつりが、少しずつにぎやかになっていく姿を皆さんに楽しんでもらえたらと思います。

・窪田詩織さん
目を引く大きな飾りに流行を取り入れた飾り、毎年見てきたさまざまな七夕飾りが思い出に残っています。学生の頃は日中に行くことが多く、実は夜に見るのは初めてです。大人になって、夜景で見る七夕飾りはどんな感じだろう、と期待しています。飾りを見たり活気ある雰囲気を歩いて感じたり、訪れた方にそれぞれすてきな時間を過ごしてほしいです。

◆露店もイベントも楽しもう!新たな形で復活
◇七夕おどりパレード
日時:7日(金)午前10時30分から
湘南スターモールを進みます。
市民プラザ側からスタート。
※本紙P3地図参照

◇商店街でゆっくり食事も
商店街の飲食店をまとめた「ひらつかローカルグルメガイド」(2次元コード(本紙P3参照))をリニューアル。涼しい店内でおなかを満たしませんか。

◇7日~9日 午前10時~午後7時(9日は6時まで)
・縁日気分は見附台公園で
露店やキッチンカーが並びます。飲食はブース内で。食べ歩きは控えてください。マナーを守って楽しみましょう。

・見て触れてイベントを満喫
見附台公園:だるまの絵付け体験や、湘南ベルマーレによるキックターゲットなど
ひらしん平塚文化芸術ホール:市民参加型のダンスステージやプロジェクションマッピングなど。9日午前10時~正午には、友好都市郷土芸能が楽しめます。

問い合わせ:商業観光課
【電話】35-8107

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