言葉や文化の違いは関係ない!みんな違ってみんなふくい(4)

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■外国人も「福井市民」、何でも話してほしい
製造業勤務(日本歴7年)　エイ・ゼィン・ミィンツさん

デビさんと同じく「ふくい外国人コミュニティリーダー」を務めるエイ・ゼィン・ミィンツさん。7年前、母国ミャンマーから、エンジニアとして来日しました。
もともと語学の勉強が好きで、日本語も流暢(りゆうちよう)に話すエイ・ゼィンさん。「福井は大雪などの災害が多い。同郷のミャンマー人をはじめ、福井に住む全ての外国人が安全で楽しく過ごせるよう、自分の語学力とネットワークを生かしたいと思い、この活動を始めました」と話します。
今では、「福井での生活が楽しくて永住も視野に入れています」と話すエイ・ゼィンさんですが、福井に住み始めて間もないころは、日本語ができても、さまざまな障壁があったと言います。
そのうちの一つが文化の違い。ミャンマーでは、『好き』『嫌い』をストレートに伝えるのが一般的。一方で、「福井は優しい人が多く、相手のことを考えるがゆえに曖昧な返答をする人が多い」。エイ・ゼィンさんは、慣れるまではかなり戸惑ったそうです。「私たちも同じ『福井市民』、何でも気兼ねなく話してほしい」と話します。
「福井は職場をはじめとするコミュニティが大きすぎず、一人一人と親しくなりやすい。母国を離れ、独りで日本に来ている私たち外国人にとって職場の同僚は『家族』同然。今では、お互いにコミュニケーションのこつが分かり、職場のみんなと釣りに出掛けたり、バーベキューしたり、職場は私の心のよりどころになっています」と笑顔で話してくれました。

■まちなかで国際交流!　グローバルフェスタ2023
世界の文化を体験したり、「やさしい日本語」で会話を楽しんだりして、世界旅行気分で国際交流してみませんか。

日時：10/1(日)11：00～15：00
場所：ハピテラス
内容：
・世界を旅するスタンプラリー
・外国の文化紹介ブース
・歌や踊りなどのステージパフォーマンス　など

問合せ：(公社)ふくい市民国際交流協会
【電話】97-5020【FAX】97-5022

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日本人と外国人が、同じまち、地域でお互いに暮らしやすくなるためには、外国から来た人たちがどんなことで困っているのかを知り、理解する必要があります。「『外国人』だから自分とは関係ない」ではなく、福井のまちを共に創っていく市民であることを再認識し、私たち日本人から積極的にコミュニケーションをとっていくことも大切なことです。
福井の多文化共生の実現に向けて、一人一人できることから行動してみませんか。

問合せ：国際室
【電話】20-5300【FAX】20-5670