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令和4年度 水道・下水道事業の決算

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福岡県古賀市

上下水道事業は、市が経営する「地方公営企業」です。公営企業は「事業の経営に必要な経費をその事業で得た収入でまかなう」ことが原則であるため、主に皆さんが支払っている水道料金や下水道使用料で経営されています。
ここでは水道・下水道事業それぞれの決算のポイントを解説します。

・詳しい経営状況についてホームページに掲載しています。こちらからご覧ください
※QRコードは広報紙をご覧下さい。

◆水道事業
~安全で安心な水を届ける~
水道事業では、安全で安心な水を安定的に供給するため、水道施設や管路の計画的な更新工事を行いました。また、積極的な漏水調査により、漏水の早期発見や修理を行うことで、効率的に水を供給できるよう取り組みました。
渇水や電気代高騰の影響もありましたが、安定した料金収入などにより収支への大きな影響はありませんでした。今後も管路の維持補修や借入金の償還が続くため、引き続き事務の効率化や経費節減に取り組んでいきます。

▽水道事業 損益計算書(百万円)

◆下水道事業
~下水をきれいにして川へ戻す~
下水道事業は、一般会計からの前年度の繰入金の清算のほか、物価の高騰や施設の老朽化の影響もあり、赤字決算になりました。
近年の物価高騰で、電気代や薬品代など水をきれいにするための費用が増えています。また、下水道管や水再生センターなどの処理施設の老朽化が進み、維持補修のための工事が増加しています。
このような理由から、今後も支出は右肩上がりに増えることが見込まれ、それらをまかなう資金の調達が大きな課題となっています。

▽下水道事業 損益計算書(百万円)

◆Point!
市民の皆さんの生活に欠かせないインフラ「水道・下水道」。想定される支出をまかなうだけの適正な収入を確保し、次の世代に確実に引き継いでいくためにも、事業の見直しや、さらなる経営の効率化が急務です。
そこで令和5年度は、使用料が適正であるかについて、上下水道事業経営等審議会から答申を受け、その内容について検討を行っています。
これからも、安定した水道水の供給と下水処理による水質保全を続け、市民の皆さんが安心して生活できるよう、健全な経営をめざしていきます。

問合せ:上下水道課
【電話】942-1118

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