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7月10日 大雨の記録 ~Records of disasters~

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福岡県吉富町

7月10日の大雨により九州北部で甚大な被害が発生しました。
吉富町でも1時間で50mm程度の激しい雨が降った朝9時30分に、佐井川の新大ノ瀬橋観測所で氾濫危険水位1.96mを大幅に超える2.92mを記録し、山国川の水位も氾濫危険水位の6.6mに到達しました。前日から降った雨により、土砂災害警戒情報も発表されるなど非常に緊迫した状況になりました。
町からは朝6時40分に町内全域に避難指示を発令して避難を呼びかけ、避難所の吉富フォーユー会館には延べ40世帯56名の方が避難しました。
このように災害がすぐに発生してもおかしくない状況ではありましたが、消防団による水防活動や各地区自主防災組織の皆さんによる声かけなどのご協力のおかげで事なきを得ました。また、この日は、雨が集中した時間帯の朝8時頃が干潮であったことや、佐井川河川内の土砂・雑木の撤去工事が5月末に完成していたことも幸いし、佐井川氾濫という最悪のシナリオを回避することができました。
気候変動によって雨の降り方も年々激しくなっており、環境問題について改めて考えさせられる大雨となりました。今年はスーパーエルニーニョ現象が発生しているため、台風による被害も大きくなる可能性があると言われています。
これからも安全に住み続けられる地域にするため、子どもたちの未来を守るため、今できることを一人ひとりが実践し、SDGsにつながる取り組みを着実に進めていきましょう。

■風水害から命を守るために、避難の判断ポイント
いざ風水害が迫った時、慌てることなく安全に避難するためには、事前に避難の必要性を判断し、計画を立てておくことが大切です。
まずは、自宅やよくいる場所をハザードマップで確認し、避難の判断ポイントを確認しておきましょう。

◇ポイント(1)
避難行動を理解しよう!

◇ポイント(2)
避難情報を理解しよう!

テレビ、ラジオ、インターネット、dボタンなど、自分が使いやすい方法で情報収集できるように準備しましょう。

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