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自治体の皆さまへ

[人権問題を考える]みんなに優しい地域づくりを目指して~認知症について考えてみましょう~

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福岡県広川町

■「認知症」と「アルツハイマー」
昨年9月時点で、総人口数に占める65歳以上の人口割合は、過去最高の約29パーセントとなりました。高齢化の進展が社会問題として取り上げられていますが、同時に認知症の人も増加していることはご存じでしょうか。
認知症とは、さまざまな脳の病気が原因で、脳の神経細胞の働きが低下し、認知機能が低下することで生活に支障をきたす状態をいいます。年齢を重ねるほど発症する可能性が高まるため、今後も増え続けると予想されています。
9月は「世界アルツハイマー月間」、9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。これは、国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機関(WHO)が1994年に共同で制定しました。
アルツハイマーとは、認知症の原因疾患の一つで、認知症の6割を占めています。アルツハイマー型認知症に関する知識を高め、世界の患者と家族に希望をもたらすため、この日を中心に認知症の啓発が行われています。

■「にんちしょうを知って」
※詳細は本紙をご覧ください
~令和4年度広川町人権作文集「あけぼの」より~

自分の目線で認知症を理解し、今後の暮らしの中でさまざまな人々とのふれ合いを深め、自分のことも周りの人のことも大切にする心をさらに育んでほしいと思います。

■「なるほど人権セミナー」を終えて
7月の「同和問題啓発強調月間」の啓発事業の一環として「なるほど人権セミナー」を開催しましたので、講義内容をご紹介します。3回のセミナーを予定していましたが、7月10日の豪雨により甚大な被害が発生し、7月14日(金)の第2回と7月20日(木)の第3回を中止としました。秋には「ひろかわセミナー」を開催予定です。ぜひご参加ください。

○第1回(7月4日(火))「私にとっての人権・部落問題~共に考えましょう~」
福岡県講師団講師 峰司郎さん
アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込みや偏見)やマイクロアグレッション(無自覚の差別行為)は、相手を傷つけるだけでなく、自身の視野を狭めることにもなります。自分が疑問に思ったことは「それ、本当?」と問い直してみることが大切です。言葉を発する前に、行動する前に、相手にどう伝わるか、相手がどう受け取るかを考えてみましょう。一人ひとりの思いやりが、明るい未来をつくります。

問合せ:生涯学習課人権・同和教育係
【電話】0943-32-0093

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