文字サイズ
自治体の皆さまへ

学校教育

3/28

福岡県広川町

■学力・学習状況調査の結果
4月18日(火)、文部科学省が全国の公立学校の小学6年生と中学3年生を対象に「全国学力・学習状況調査」を行いました。7月31日(月)に調査結果が公表されましたので、広川町の結果をお知らせします。

◇学力調査
小学校は、国語・算数の2教科、中学校は国語・数学・英語の3教科で実施されました。英語は、スピーキングと記述問題が追加され、総合的な学力が問われるようになりました。結果は平均正答数を100としたときの平均得点(標準化得点)で表しています(図1、図2参照)。
小学校の結果は、国語・算数ともに全国と県の平均以上の良好な結果でした。
中学校の結果は、国語・英語が全国平均を下回り、数学は全国と県の平均を上回りました。今年から取り入れられたスピーキングについての公表はされていません。

図1:標準化得点の比較(小学6年生)

図2:標準化得点の比較(中学3年生)

※標準化得点は、国が示した計算方法で算出しています。

◇学習状況調査
学力調査と同日に、学習意欲や学習方法、学習環境、生活の諸側面などの調査もありましたので、結果の一部をご紹介します(小学6年生が59項目、中学3年生が72項目)。

表 学習状況調査の結果
児童数・生徒数の割合( )内は全国平均との比較

◇学力と学習状況の関係
学習状況調査の各項目で、高い割合を示している児童生徒ほど、学力も高いという結果が報告されています。特に、学力の差が大きく見られたのは、次の項目です。
・朝食を毎日食べている
・毎日同じ時刻に寝ている
・毎日同じ時刻に起きている
・学校に行くのが楽しい
・新聞をよく読んでいる
・家で自分で計画を立てて勉強している
・将来、積極的に英語を使う生活をしたり職業に就いたりしたい

◇生活環境と学力向上の関係
広川町PTA連合会では、「早寝、早起き、朝ごはん」をスローガンに掲げています。子どもたちの「健やかな体、豊かな心、確かな学力」を育成するためには、基本的な生活習慣の習得が必要不可欠です。「読書の時間を設ける」や「ゲームやスマホなどの使用は短時間でおわらせる」「学習意欲を向上させる」なども学力向上につながります。家庭でよく話し合い、家庭内でのルールを作り、改善策を探りながら、家族みんなで規則正しい生活環境を整えていきましょう

問合せ:子ども課学校教育係
【電話】0943-32-1194

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU