あなたの未来のために受けませんか?特定健康診査と特定保健指導(2)

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■おいしく減塩and朝ごはんで血糖コントロール
～頑張り過ぎずに続けよう!食生活の改善～
メタボリックシンドロームは、腹囲以外にも血圧、血糖、脂質異常の3項目のうち2項目以上の数値異常があると判定されます。この2項目をなんとか正常値にしたいところですが、正常値を保つために「頑張ること」がたくさんあると続けられません。続けることが何より大切です。そこで以下の2点を厳選して実践してみませんか。

○減塩
塩分を取りすぎる状態が続くと、高血圧から動脈硬化に進行し、脳血管疾患や腎不全、心臓病などのリスクが高まります。福岡県民は塩分摂取量が全国と比較して多いことが特徴です。そこで「おいしく減塩」に取り組むために、福岡県では「スマートソルティングプロジェクト」を進めています。

○朝食
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が多くなりすぎる病気です。初期症状がほとんどなく、進行すると動脈硬化が進み脳卒中や虚血性心疾患になりやすくなります。朝ごはんを食べるだけでその日1日の血糖値上昇がゆるやかになるため、まずは朝ごはんの習慣から始めてみましょう。

■オススメ!減塩朝ごはんレシピ

●厚揚げとなすのしょうが煮
1人分：142kcal、たんぱく質5.0g、食物繊維1.7g、塩分0.7g

○材料(4人分)
・なす…中2本
・厚揚げ…中サイズ1枚
・片栗粉…大さじ2
・油…適量
・しょうが…1欠片
・しょうゆ…大さじ1
・みりん…大さじ1
・砂糖…大さじ1/2
・酒…大さじ1

○作り方
(1)なすは1.5cm幅の斜め切り、厚揚げは熱湯をかけて油抜きをしたあと食べやすい大きさに切り、それぞれ片栗粉を大さじ1ずつまぶしておく。
(2)しょうがはせん切りにし調味料と合わせておく。
(3)油を熱したフライパンでなすを焼き、軽く焦げ目がつくまで焼いたあと、取り出しておく。
(4)同じフライパンで厚揚げも加熱し、火が通ったら取り出しておいたなすを戻し、合わせ調味料を加えて、煮絡まったらできあがり。

○ポイント
・なすは色味が悪くなるのでアク取りをすることがありますが、栄養価を下げないためにアク(ポリフェノール)はあえて取りません。
・片栗粉をまぶすことで味が絡みやすくなるので、調味料は少なめにしました。
・調味料だけではなく、しょうがなどの薬味を使うことで塩分少なめでも味が決まります。しょうが以外にも大葉もおすすめです。
・冷めてもおいしいので、作り置きして忙しい朝にもおすすめです。

問合せ：市保健センター
【電話】44-8270