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〔特集1〕小名浜港が果たす役割(2)

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福島県いわき市

■日本港湾協会定時総会が開催されました
日本港湾協会の第96回定時総会が5月24日、本市で開催されました。
定時総会は、県内では初、東北地方では震災後初の開催。全国から港湾関連自治体の首長や港湾関係者、事業者等約千人が出席し、港湾の整備促進や振興、政策研究などの活動について協議がなされました。
また、港湾功労者に対する表彰も行われ、小名浜港整備促進期成同盟会の正木好男参与が全国の受賞者172名を代表して、表彰状などを受け取るとともに、謝辞を述べました。
25日には「東日本大震災からの復興」と題して、アクアマリンふくしまの安部義孝名誉館長、常磐興産株式会社の西澤順一代表取締役社長による講演が開催されたほか、小名浜港などの視察会が行われました。
本総会が本市で開催されたことで、小名浜港が東日本大震災から力強く復興した姿をはじめ、観光・文化など多くの魅力を全国の港湾関係者に広く知ってもらう機会となりました。

◇本市関係の港湾功労者
・小名浜まちづくり市民会議
・小名浜清港会
※詳しくは、本紙またはPDF版4ページを参照してください。

■小名浜港が動く!~新たな産業・若者雇用へ~
いわき市長
内田 広之

小名浜港は、エネルギーの歴史とともに発展してきました。昨年は、国際バルクターミナルの本格供用も開始。市内ではその石炭を用い、世界最先端の石炭ガス化複合発電(IGCC)もなされ、二酸化炭素排出量の抑制も進んでいます。同時に、国のカーボンニュートラルポートを検討する港にも選ばれ、物流や荷役の脱炭素化に向けた取り組みも加速しています。
そんな中、本年4月に、福島国際研究教育機構(エフレイ)が創設されました。今後、同機構の国内外の研究者と地元港湾事業者との連携で、新エネルギーへの挑戦も期待できます。これにより若者の首都圏などへの流出を止め、市内へ留める新たな産業と雇用創出も期待できます。
こうした最先端の小名浜港を舞台に、去る5月24日に日本最大級の港湾大会・日本港湾協会定時総会が開催され、全国から約千人が本市を訪れました。新たなビジネスチャンスが生まれるなど、小名浜港が大きく動き始めています!

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